坐骨神経痛のツボ押し 刺激するだけなので楽チン!簡単な治療方法
坐骨神経痛の症状を、自分でなんとかしたい。
そんな時に役立つのが体操やストレッチです。しかし運動療法は効果が高いですが、その一方で症状によっては挑戦できない人もいます。
そんな痛みが強くて動くことができないような方には、ツボ刺激がおすすめです。
ツボを刺激することで、坐骨神経痛からくる痛みの改善を目指しましょう。
この記事の目次
ツボを効果的に押すために知っておきたいやり方
痛みの改善に効果的だとされるツボの刺激。ただ、ツボの刺激といっても、何をどうしたらいいのかわからないという方もいるかもしれません。でも、コツさえつかんでしまえば簡単です。
まず、ツボを探ります。ツボがあるあたりを軽く押していけば、ジーンとするくらい痛みがあるところを見つかります。そこがツボです。
ツボの刺激は、力任せにギュウギュウ行えばいいというわけではありません。痛ければ痛いほどいいというのは間違いです。あくまで「気持ちがいい」くらいにとどめましょう。ストレッチと同じです。
なお、発熱している時や血圧が上がっている時などは、ツボ押しはやめましょう。また、食事をした直後、お酒を飲んだ後もツボを刺激するのもダメです。
ツボを1回押すのに必要なのは「6秒間」をループ
ツボは、同じ力でずっと押していればいいわけではありません。
まず、6秒のカウントを1押しとして考えましょう。「1、2、3」と数えながら息を吐きます。その際に、カウントするごとに力を込めるようなイメージをしましょう。そして「4、5、6」と続けて数えながら、息を吸います。その間は力を徐々に抜いていくイメージを持ちましょう。
この流れは、1つのツボにつき5回から6回繰り返します。手足のツボは、両方とも押しましょう。まずは痛みが強い方から押し、痛みが弱い方は後にまわします。
もしも片方の足にだけ強い痛みがあったり、腫れあがったりしているようならば、無理に押してはいけません。反対側の足のツボだけを押しておきましょう。
坐骨神経痛に効果的な足のツボ
坐骨神経痛に効果があると言われているツボは、足にあります。もちろん坐骨神経痛だけでなく、足全体がなんとなくだるい・痛いという時にも効果がありますので、そういう症状に悩まされている人にもやっていただきたいツボ押しです。
坐骨神経痛に効果的な足のツボは「殷門(いんもん)」と「委中(いちゅう)」と言われるツボです。
殷門
まず「殷門」は、太ももの裏側にあります。お尻と膝の裏のちょうど中間ぐらいにあるでしょう。こういった太もも裏のツボはなかなか刺激しにくいですが、押し方は意外と簡単です。
最初にイスに座ります。足を伸ばして座るのではなく、膝を曲げて座りましょう。その状態で、太ももの下に手を入れたら楽に刺激できます。
ちなみにこのツボは、強く押しすぎると痛みが悪化することがあります。押しすぎないことも大事です。また、手の力が弱いという人はゴルフボールなどを使って刺激してみてもいいかと思います。
委中
もうひとつ「委中」というツボは膝の裏側の真ん中にあるツボです。こちらのツボも座って押してみましょう。
最初に膝を抱えるようなポーズをとります。そして膝の裏を両方の親指で刺激しましょう。
こちらはずっと強い力で押し続けるのではなく、押してから離して、を繰り返しましょう。3秒ごとに「押して・離して」をやり続けるといいでしょう。
坐骨神経痛に効果的なお尻のツボ
坐骨神経痛のツボは、これだけではありません。
腰痛にも効果があると言われている「坐骨点」というツボも刺激してみましょう。
坐骨点
「坐骨点」は、お尻にあります。お尻が一番出っ張っているところにあります。自分でツボを押す時には、親指を使ってグッと押しこみましょう。自分で刺激しにくい場合には他の人に押してもらってもいいかもしれません。
ただし、素人にやってもらうと逆に痛みが強くこともあります。注意しましょう。ツボ刺激は、自分でもできますし、やる場所もあまり選びません。
その一方で、自己流のやり方ではあまり効果が上がらないこともあります。特に手の力が弱い女性などは、効果的な押し方ができないこともあります。しっかりツボを刺激したい人は、整体院や鍼灸院などに足を運んだほうがいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
坐骨神経痛には、ツボ押しも効果があります。腰や足、手などにも坐骨神経痛からくる腰痛、膝の痛みに効果があるツボがありますので、それぞれの場所を覚えて暇な時に押してみましょう。
なお、自分でやる自信がない人や、力が弱い人、体が硬くて手が届かない人などはプロにやってもらうのが一番です。
ただし、自分でケアをしたい場合にはツボ押しのグッズを利用すればスムーズに刺激をすることができます。どこでも誰でもできますし、時間も選びません。おまけにお金もかかりませんし、コツコツ続けるのには向いている対策法とも言えます。
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自分でできる腰痛改善法
「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
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「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
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