坐骨神経痛 イス・ソファ・マッサージチェアの選び方 デスクワークの方必見
坐骨神経痛の人にとって、大変なのは歩いている時や立っている時だけではありません。座っている時にも、腰がズキズキ痛むこともあります。
いつも仕事でイスに座っている方や、普段あまり歩き回らないような生活を送っている人にとって、イス選びもとても大事なものです。
それでは、坐骨神経痛の方にも優しいイスは、どうしたら選べるのでしょうか。
この記事の目次
坐骨神経痛の人は、こういうタイプのイスに座ってはいけない!
まず、坐骨神経痛の人は座ってはいけないタイプのイスがあることをよく知っておきましょう。
まず、ふかふかでいかにも座り心地がよさそうなソファ。腰やお尻にもフィットして、坐骨神経痛にも優しそうな感じですね。ですが、体が沈み込むような素材のイスは、坐骨神経痛がひどくなることもありますので、できるだけ避けたほうがいいとされています。
また、足が床に届かないスツールタイプのイスも、同様に避けることをおすすめします。
これらのタイプのイスを避ければ、どんなイスに座ってもさほど変わりません。
デスクワークが多い坐骨神経痛の人は、どんなイスを選べばいい?
デスクワークが多い人にとって、イス選びはまさに死活問題です。座り心地の悪いイスに腰掛けているだけで、なんだか痛みが強くなってきたような気持ちがして、つらくなってしまう方もいるでしょう。
では、デスクワークが多い方にはどんなイスを選べばいいのでしょうか。
まず、背もたれがしっかりしたイスを選びましょう。背もたれがグラグラしていたり、必要以上に傾いたりするものは選ぶべきではありません。
イスの座面の高さ(ここでは、キャスターや足のもっとも下の部分から、お尻をおろす部分までを指します)は、その人の身長の4分の1がいいと言われています。たとえば、身長が180センチの方ならば45センチ。身長が160センチの方ならば40センチに調節しましょう。
また、机とイスとの組み合わせも気にしたいところです。
イスの座面(イスのお尻をおろす部分)と机の間の高さは、大体身長の6分の1がいいと言われています。身長が180センチの人ならば机とイスの座面部分に、30センチくらいスペースがあればいいでしょう。
職場のイスを簡単に交換できないような場合には、クッションなどを利用してみましょう。
坐骨神経痛の人は、マッサージチェアを使用しないほうがいい
坐骨神経痛には、マッサージチェアは効果があると考える人もいるようです。
ですが、坐骨神経痛の患者さんがマッサージチェアを使うと、症状が悪化するケースもあります。せっかく治療して小康状態となったのに、また元のような強さの痛みに戻ってしまうかもしれません。
坐骨神経痛の治療中は、マッサージチェアは使用しないほうが懸命でしょう。
坐骨神経痛の人におすすめの「バランスチェア」「アーユルチェア」
また、坐骨神経痛の治療中は「バランスチェア」「アーユルチェア」などのイスがおすすめだという声もあります。
バランスチェアは、背もたれがない代わりに膝当てがついているようなイスです。自然と背筋が伸びていい姿勢がキープできます。
アーユルチェアは、座面が2つに割れています。お尻をつける部分が2つに割れているので、足を開いて座ることになり、体が前後左右にブレにくくなります。足を組んで座るクセがある人は、そのクセがなくなるでしょう。
椎間板へルニアなど、腰痛に悩んでいる人が愛用していることでも有名です。
こういったイスは、普通の商品よりはやや高めですが、それだけの価値があります。
できれば店頭に足を運び、自分で座り心地を比べながらお気に入りのものを選びましょう。
なお、坐骨神経痛に悩んでいる方はイスにクッションを敷いたり、背もたれの部分に差し込んだりするのも大事です。電車などで長時間移動する場合には、持ち運びができるグッズなどを利用して賢く過ごしましょう。
まとめ
坐骨神経痛の方は、イスに座っているだけで腰に強い痛みを感じることもあります。
それだけイスの選び方は大事なのです。できるだけ腰に悪いイスは避け、正しい座り方をするように注意しましょう。
座り仕事が多い方は、イスの高さを調整して、自然と背筋が伸びるようにしましょう。クッションなどを利用するのもおすすめです。
また、バランスチェアやアーユルチェアのように、腰痛持ちの人や姿勢が悪い人に効果があるタイプのイスも販売されています。そういったイスを利用すれば、無意識のうちに姿勢がよくなることでしょう。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
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