【コンドロイチンのサプリメント】腰痛・神経痛・関節痛にも効果的?
グルコサミンとともに、関節痛に効くというコンドロイチン。そのサプリメントのコマーシャルをよく見かけます。
また、もともと皮膚に含まれている成分でもあるため、弾力や保湿に関係しているといわれ、コンドロイチン入りの化粧品もあります。
一般的にはサプリメントのイメージが強いコンドロイチンですが、医薬品として、注射薬、点眼薬としても使われています。
一体、コンドロイチンとはどのような物質なのでしょう。そして、その効果はどういったものなのでしょう。
今回は、そんなコンドロイチンについてお話させていただきます。
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この記事の目次
コンドロイチンとは?
我々が一般にコンドロイチンと呼んでいるものの正式名称は「コンドロイチン硫酸」という物質です。ムコ多糖類の一種です。ムコとは粘液性のあるものを指します。身近な例では納豆やオクラ、山芋にみられるネバネバ成分を想像してもらえるとわかりやすいと思います。
生体内では、骨・軟骨・結合組織に見られます。コンドロイチン硫酸にも種類があり、コンドロイチン硫酸Aは骨・軟骨・角膜に存在し、Bは皮膚に、Cは軟骨に存在しているといわれています。
コンドロイチンの効果
細胞や組織を滑らかに覆い、保湿によって、弾力性を保つ働きがあると言われています。
関節炎にいいというのは、痛みを直接抑えるのではなく、関節の動きを滑らかにし、弾力性を持たせることで痛みを軽減していくことに関係します。また、近年、コンドロイチン硫酸がプロテオグリカンという物質の成分の一つであることがわかっています。
プロテオグリカンは、組織の形成や組織の維持修復に関係している物質です。そのため、すり減ってしまった軟骨を修復する効果にも期待されています。
コンドロイチンと医薬品
前述のコンドロイチンの効果から、進行性感音性難聴、症候性神経痛、腰痛、関節痛、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)に対して、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム注射液が用いられます。
また、コンタクトレンズやスマホ、コンピュータを使用する環境から話題となっているドライアイの治療に点眼液が使われます。白内障術後の患者さんの治療にも点眼液が使われています。
もちろん内服薬もありますが、効果に関する有用性の見解は統一されていないようです。
サプリメントとしてのコンドロイチン
現在、市販されているサプリメントのコンドロイチンは植物由来のものと動物由来のものとがあります。
植物由来のものはとうもろこし由来のでんぷんから作られているものが多いそうです。
動物由来のものは、甲殻類やサメを原料にしています。
コンドロイチン単独のサプリメントはほとんどなく、コラーゲンやグルコサミンなど他の成分と一緒になっているものが多いです。
国立健康・栄養研究所のデータを見る限りは、効果はまちまちであり、有用性の見解は統一されていません。
コンドロイチンをイラストで解説
イワタ薬品さんのブログにとても分かりやすいパンフレットがありました。
まとめ
いかがでしたか?
コマーシャルのイメージが先行して、コンドロイチンといえば関節痛という印象が強いですが、他にも効果があることがわかりました。
また、注射や点眼液が効果があると捉えられているということは、サプリメントにしろ、内服薬にしろ、口から摂ったときに、どこまでその成分が維持されるのかという問題があるようにも思えます。コンドロイチンに種類があることも影響しているのかもしれません。
消費者が納得して選べる環境ができることを望みます。
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