椎間板ヘルニアの再発予防にすべきこととは?30代女性の体験談
再び手術にまでは至らないものも含めると、椎間板ヘルニアの再発率は50%となり、さらにその内5年以内の再手術は15%にまでも至るるとも言われています。
再手術は最初の手術より困難になるので再発は絶対に避けたいものです。そこで、腰椎椎間板ヘルニアの手術後のリハビリや気をつけた点を私の体験談をもとにまとめてみました。ぜひ参考にしていただければと思います。
この記事の目次
なぜ椎間板ヘルニアは再発するのか?
そもそも、椎間板ヘルニアの原因は自分の日常生活の行いにあります。運動不足や正しくない姿勢で長時間パソコンや携帯をいじっていたり、不規則な生活による血行不良などが筋肉の緊張をもたらし、それが原因となり腰に負担がかかって痛みやしびれのとなっているケースが殆どです。
よって、日常生活の改善をしなければせっかく手術を受けて痛みがなくなった腰にまた負担がかかり同じことを繰り返してしまいます。
私も手術前はかなりの冷え性に加えて運動は全くと言っていいほどしておらず、仕事もデスクワークでしたので一日中座ったまま殆ど動いていませんでした。
ですから、腰の筋肉をほぐす適度な運動と健康的な日常生活を送ることを心がけることが、再発防止の重要な鍵となります。
ストレッチでヘルニアにならない腰の筋肉ベルトを作る
手術後に担当医からの指示で椎間板ヘルニアによく効くと言われるストレッチを一週間に一度、2ヵ月ほど病院に通いながら行いました。
病院で教えてもらったストレッチは家に帰って毎日自宅で30分程度行いました。ヘルニアは、問題となっている箇所の周りの筋肉が硬直してしまうことが大きな原因ともされているそうです。
「腰を支える骨の周りをほぐして筋肉のベルトを自分の腰の周りに作り上げ、そのベルトで腰を支えてあげれば腰や骨に負担が掛からなくなる。」
と担当医から言われました。
ストレッチをやり始めて1ヵ月ほど経ちこれまで筋肉が無く毎日朝起きる度に腰が痛くて動けなかった私の体は、筋肉が付き始めた頃からまるで別の人の腰を取り付けたかのようにとても軽く感じ、痛みも全くなくなりました。
生活改善ができればヘルニア再発も回避できる
手術が成功してその後ストレッチやリハビリを続けていくと、数か月で劇的な回復をし、回復どころかこれまでに感じたことのない腰の軽さを味わえるようにもなりました。
しかし、ストレッチを怠ったり冬場体が冷えたりして運動をしないと腰がまた少し痛み出すこともあり、手術前ほどではなくとも朝ベットから起きる時に痛みを感じる時もありました。
痛みを感じると直ぐにストレッチを開始するのですが、ストレッチをした翌朝はベットから起きる時は全く痛みを感じずに快適に一日を迎えることができます。その度に、担当医から言われた、
「ヘルニアを再発させない為には、自分自身の生活改善が絶対に必要」
という言葉を思い出します。
まとめ
人間は忘れやすい動物で、時が経つとヘルニア発症時の辛さまで忘れてしまうこともあります。
私もリハビリを開始して1年くらいはストレッチなどを家で毎日続けていましたが、しばらくすると忘れてしまいストレッチをしない日も増えていきました。
しかし、ヘルニアの再発予防として一番大切なのは、運動やストレッチそして健康的な生活等を日頃から気をつけていく、ということなのです。
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坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
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