椎間板ヘルニア・坐骨神経痛で足が痺れたり痛い時の対処法とは?
腰椎椎間板ヘルニアを原因とする坐骨神経痛の症状は人によっても様々ですが、腰が痛いことに加えて足がつったり痺れたりする場合もあります。
私もヘルニア患者の一人で最初はこの痛みと痺れが取れず大変つらい思いをしましたが、今では適切な対応によりあの時の壮絶な痛みは全く微塵もありません。
今回は私の体験を踏まえ、脚に何らかの症状が出た際の対処法をご紹介します。
この記事の目次
椎間板ヘルニアの痛みってどんな痛み?
軽度の腰椎椎間板ヘルニアの場合は痛みは感じながらも普段は支障がなく日常生活を送れますが、症状が悪化してくると痛みが酷くて歩くことも座ることも寝ることさえもできなくなってしまうケースがあります。
椎間板ヘルニアは、痛みの原因となっている箇所の周りの神経が刺激されることにより、歩くと足にしびれが走ったりつるような痛みを感じ、足をあげることができなくなるような症状も発生します。
私はヘルニアを発症した当初、太ももの後ろに筋がピンと張られたような痛みはあったもののどうにか歩けました。
しかし無理して歩いた結果、最終的には太ももから足首にかけて一本の針金を足に入れられたような感覚の痛みが走り、歩くとその針金が電気を発したかのような激痛が走ってきました。
最終的には10メートルも歩くことができなくなってしまうほど重症化してしまい、手術を受けることになってしまいました。
最初は絶対安静、その後筋肉トレーニングで腰痛予防
腰椎椎間板ヘルニアになってしまった際は、最初は絶対安静にすることがとても重要です。
少しくらいなら痛くても歩いてしまおうと無理をすると、私のように取り返しのつかないことになり、後に手術をせざるを得ないケースもありますので安静にすること、つまり動かず楽な姿勢でとにかく寝ていることが重要です。
痛みが治まったら、脚の痺れを解消させる為に無理のない腹筋運動と背筋運動を少しづつ日常生活に取り入れるようにしましょう。
腹筋と背筋を付けることで骨や椎間板にかかる負担を筋肉がカバーしてくれて、腰痛を軽減し脚の痺れや痛みも改善できます。
また、スクワット運動で足の太ももの筋肉を鍛えることも腰の負担を軽減するのに有効とされています。
筋肉トレーニングが苦手な人は、とにかく歩くだけでいい!
運動したほうが良いとは言われても、筋肉トレーニングは聞いただけでも嫌になって長続きしない方も多いかと思います。
そんな人は、とにかく歩いてください。歩くだけでも大きな効果が得られます。
私も振り返ってみると、一日で歩いていた時間は通勤途中に家から駅までの往復20分と昼にランチを買いに行く10分程度の時間くらいしか歩いていませんでした。
仕事はデスクワークでトイレとランチに行く時間以外は終始座ったまま過ごし、家でも歩くのは家事をするときくらいで殆どソファーに座った生活をしていました。
しかし手術後は、ランチ時間を利用して30分程の散歩をするようになり、1か月ほどで腰のあたりに今まで見たことのなかった筋肉が現れるようになりました。
正しい姿勢で腹式呼吸を取り入れて筋肉を使っていることを意識しながら歩くだけでも腹筋・背筋を鍛えることはできるのです。
まとめ
いかがでしたか?
お金を手に入れるには仕事をしなければいけないのと同じように、健康な体を手に入れるにも少しの努力は必要です。
成人して年齢を重ねるにつれ、人間は意外に歩いている時間がとても少なくなります。
筋肉運動をするのが苦手な人は、普段使用しているエレベーターを階段の上り下りにしてみるといったように日頃からできる少しの変化からでいいので、体を動かすことを心がける生活を試してみてください。
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自分でできる腰痛改善法
「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
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