坐骨神経痛の改善は筋トレがオススメ?インナーマッスルを鍛えよう!
坐骨神経痛に悩んでいる多くの人が、運動を勧められた経験を持つのではないでしょうか。
ストレッチや筋トレ、ウォーキングなど、筋肉を鍛えたりほぐしたりするための運動はたくさんありますが、
「坐骨神経痛にはどういった運動が向いているのか?」
「痛みを軽減するために、どういう風にトレーニングを進めたらいいのか?」
「運動したせいで、腰の痛みはひどくならない?」
と不安な方のために、今回は、坐骨神経痛に向いている筋肉トレーニングについてお話させていただきます。
この記事の目次
坐骨神経痛の人は、筋肉をつけたほうがいい?
坐骨神経痛に筋トレがいいと言われる理由は、2つあります。1つは坐骨神経痛によって弱ってしまった部位の筋肉を鍛えるため。もう1つは、坐骨神経痛をこれ以上ひどくならないよう、予防しておくためです。
坐骨神経痛を患うと、腰や足に痛みとしびれが生まれてしまいます。そのため、痛みのある部分をかばうような歩き方になってしまうことも少なくありません。
そのせいで筋力が落ちてしまうことがあるのです。筋力が落ちたのを放置すると、骨格が歪み、姿勢が悪くなる原因になることもあります。そうなると、ますます坐骨神経痛はひどくなるでしょう。だからこそ、筋トレが必要になるのです。
坐骨神経痛におすすめの筋トレとは?
坐骨神経痛におすすめの筋トレとは、どんなものがあるのでしょうか?
おすすめはインナーマッスルを鍛える筋トレです。筋トレというと大変、つらいというイメージがあるかもしれませんが、寝ながらできるものもあるのです。これならば、運動が苦手な人や筋力がさほどないという女性でも大丈夫です。
インナーマッスルを鍛えるための簡単な筋トレ
①まず、寝転びます。その時に、両手はお腹の上に乗せましょう。
②腹式呼吸をしましょう。息をしっかり吸い込み、お腹に力を入れてギュッとひっこめるように息を吐き切ります。背中で床を押すようにしながら、お腹の全体に力を込めます。10回×3セットほど行えばいいでしょう。
ただし、筋トレが逆効果になる人もいる
ただし、筋トレは過剰にやりすぎてしまうと逆効果だという話があります。また、筋力をつけたからといって、坐骨神経痛が軽減するわけではないという説を唱えている専門家もいます。
そもそも筋トレをすることで、私たちは筋肉に負荷をかけ、傷付いた筋繊維が修復していくことによって、より傷付きにくい筋肉を手に入れることができます。つまり、筋トレはわざと筋肉を傷付ける行為でもあるのです。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因で坐骨神経痛が起きてしまっている人の場合には、ちょっとした動作でも腰や足に痛みが走ります。つまり、痛みを感じやすい体になってしまっているのです。このような状態の時に無理にトレーニングをすると、負荷がかかりすぎてしまうことがあるとされています。
まずは医師などの専門家に相談し、「筋トレをしてもいいか?」の確認をとりましょう。もしも筋トレをして、痛みや痺れがひどくなってしまったら、まずは安静にすることも大事です。
「筋トレをしたら痛みがひどくなった。」「しびれが強まった気がする。」ならば、トレーニングをストップしてみてもいいかもしれません。そのうえで、医師に「どんな筋トレが自分にはいいのか?」を確認するといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
坐骨神経痛を改善したいなら、筋トレもひとつの方法になります。
ただし、筋トレも万能ではありませんし、人によっては逆効果になる可能性も考えられます。事前に専門家に確認して、注意しながらトレーニングを行うようにしましょう。
また、坐骨神経痛は安静にしていることも大事とされています。体を動かすことが気分転換になるケースもありますが、あまり張り切ってやりすぎないこと。
長期的な目線でコツコツと続け、三日坊主にならないよう根本の原因から改善を目指しましょう。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
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