【坐骨神経痛の手術】再発、後遺症が出たり、傷痕が残ったりするの?
内服薬や整体、セルフトレーニングなどでも坐骨神経痛が改善しない、もしくは痛みやしびれの進行具合がひどいという場合には、外科手術をすることになるかもしれません。しかし、手術に対して抵抗がある人が多いのも事実です。
「坐骨神経痛の手術とは、どんなものなのでしょうか?」
「手術を受けても改善しない、もしくは再発してしまうことはあるのでしょうか?」
「そして、後遺症が出たり、傷跡は残ったりすることはあるのでしょうか?」
そうお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今回はこの坐骨神経痛の手術についてお話させていただきます。
この記事の目次
坐骨神経痛の手術ってどんな感じ?
坐骨神経痛は、あまりにひどい場合は手術を行うことがあります。しかし、坐骨神経痛の手術の手術はどんなものがあるのでしょうか?代表的なのが「椎弓切除術」です。全身麻酔をかけ、頚部を切開して脊髄の圧迫を軽減します。手術をしたら2~3ヵ月で退院できるでしょう。
坐骨神経痛の手術を受けても改善しない・再発することはありえる?
坐骨神経痛において、手術は必ず効果があるのでしょうか?実は、手術を行って坐骨神経痛が改善する人もたくさんいらっしゃいますが、まれに改善しない人もいるのです。これは、手術をしたとしても、原因はそれだけではない場合があるからです。たとえば内臓の病気が原因だったり、手術をした場所と原因がズレていた場合、当然ですが症状は好転しません。
このような場合、手術を受けても改善しない、もしくは数ヵ月から数年してから再発するという可能性はあるのです。これは、日常生活で腰椎に負担がかかる仕事や作業をしている人にありがちです。力仕事を多くこなす機会が多い人は、一旦手術で症状が良くなったとしても、負担をかけ続けることでまた腰を壊してしまうのです。また、老化のせいで腰に負担がかかることもあります。
ちなみに、手術を受けたせいで症状が悪くなるようなケースは、現代ではほとんどありません。
坐骨神経痛の手術で、後遺症が出ることはある?
坐骨神経痛に対して外科手術を行う場合、脊髄というとても繊細な部分が対象になります。なので、後遺症が出ることもあるでしょう。たとえば、痛みは薄らいでも、しびれなどが残ってしまうといったケースです。他にも「患部が熱い(もしくは冷たい)」「布切れが肌にくっついているような気がする」といった感覚が残ることがあるそうです。
ただし、日常生活が送れないほどの後遺症が出る人は、ほとんどいないとされています。
坐骨神経痛の手術で、傷跡は残る?
もちろん、手術では切開をすることになりますので、傷跡が残ることはあります。ただし「傷跡を残さない」ことを優先して縫合をしてくれる先生もいらっしゃいますので、気になる方は手術前に相談してみることをおすすめします。
手術後に再発しないためにはどうしたらいい?
手術後に再発しないで済むにするために、何に気をつけたらいいのでしょう?
大事なのは、「手術する」ことだけではありません。その後のリハビリも大事なのです。たとえば、手術で神経の圧迫を取り除けたとしても、炎症や筋肉のこわばりなどは残っています。これをリハビリで改善しないと、症状が変わらないことがあるのです。
手術をして退院した後も、病院や整骨院、ペインクリニックなどに通い続けることが大事になってくるでしょう。
執刀医は必ず、信頼できる医師を選ぼう
坐骨神経痛の手術を受けたけれど、なかなか改善しない。このような事態はどうしたら防げるのでしょうか?
大事なのは、信頼できる先生に執刀してもらうこと。「説明をちゃんとしてくれない」「信用できない」と思ったら、別の病院を受診しましょう。また、1人の医師の診断では不安ならば、セカンドオピニオンを求めて別の病院を訪れてもいいかもしれません。ただし、「自分に都合がいいことを言ってくれる医師」を探すのではなく、あくまで公平に診断を下してくれる人を捜しましょう。
大切な手術ですから、いいお医者さんを選びましょう!
まとめ
いかがでしたか?
坐骨神経痛の手術は、場合によっては「再発してしまう」こともあり得ます。しかし、患者さんの姿勢や骨盤の歪み、生活習慣などが関係していることもありますから、手術跡にリハビリを怠らず、坐骨神経痛を感じにくい体を作っていくことも大切になってくるでしょう。
後遺症や手術跡が不安な方は、執刀をして下さる先生によく話を聞き、不安要素を取り除いてから手術に臨むことをおすすめします。
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「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
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