1. TOP
  2. ストレッチ
  3. 危険!間違ったストレッチや体操は、坐骨神経痛の症状を悪化させる?

危険!間違ったストレッチや体操は、坐骨神経痛の症状を悪化させる?

ストレッチ
この記事は約 4 分で読めます。

ストレッチのしすぎにより痛みが出て治療院に相談に来る方は少なくありません。

痛みを改善しようとして行ったストレッチが、なぜ逆に症状を悪化させることになってしまうでしょうか?

ストレッチは間違った方法で行うことにより筋肉を傷めたり、柔らかくするはずの筋肉が余計硬くなってしまうなど、筋肉の状態を悪くしてしまうことがあります。

ここでは、ストレッチを行うときの注意点を解説します。

この記事の目次

ストレッチの種類

ストレッチは、動きをつけずに行う静的なストレッチと動きをつけて行う動的なストレッチの2種類に分かれます。

静的なストレッチは、スタティックストレッチといいます。

動的なストレッチには、バリスティックストレッチと、ダイナミックストレッチの2種類があります。

スタティックストレッチ

ストレッチとして一般的に広がっているのは、このスタティックストレッチです。

筋肉を伸ばした状態で姿勢を保ち、20秒から1分ほど筋肉を伸ばす方法です。勢いや反動をつけずに行い関節の可動域を広げる方法です。

スタティックストレッチは、筋肉のコリをほぐす時や運動後などに行うと効果的なストレッチで、比較的安全に誰でも簡単に行うことができます。

バリスティックストレッチ

反動をつけて動かすことにより関節の可動域を大きく広げる方法です。

例えば二人一組で、一人の方が座って前屈をしている後ろからもう一人の人がグッグッと反動を使いながら背中を押して行うストレッチなどがバリスティックストレッチです。

ダイナミックストレッチ

ラジオ体操など、グーッと伸ばすのではなく動きながら行うストレッチがダイナミックストレッチです。運動前のウォーミングアップに行うと良いとされています。

スタティックストレッチが基本

坐骨神経痛を改善するためには、スタティックストレッチが基本です。

坐骨神経痛の場合には、痛みによって十分な運動ができず、カラダを動かせないことで筋肉が硬く過緊張しています。

そんな状態で反動をつけるバリスティックストレッチを行ってしまうと危険です。

バリスティックストレッチのように勢いがつきやすいストレッチ方法の場合、柔軟性の低い筋肉は勢いよく伸ばされることで筋肉の線維が切れてしまうなどケガに繋がります。

また、筋肉にはいきなり伸ばされると怪我を防ぐために咄嗟に筋肉が収縮する“伸張反射”というリミッターが働きます。

バリスティックストレッチは伸張反射を起こしやすく、過度にストレッチすることでより筋肉の緊張を増長させてしまうのです。

ストレッチは反動をつけて伸ばすイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、特にカラダに痛みが出ていたり筋肉の張りが強いときはスタティックストレッチで、安全にゆっくりと筋肉を伸ばしましょう。

痛みが強い時はやらない

腰の痛み

坐骨神経痛を誘発する動作の中には、腰や太ももの筋肉を伸ばす時と同じ動作が含まれます。

そのため、ストレッチをすることで痛みが発生することがあります。

少しの痛みであれば、ストレッチをすることで改善する可能性がありますが、急激な痛みや激しい痛みの時は、無理に行うとかえって状態を悪くします。

しびれも、軽いしびれやダルさならストレッチが有効ですが、感覚がなくなるなど症状が重い場合には自己流にストレッチをせず医療機関に相談しましょう。

まとめ

スポーツインストラクター

いかがでしたか?

坐骨神経痛を改善するためには、反動をつけないスタティックストレッチを行うと効果的です。

痛みが軽くなってきているようであればラジオ体操などのダイナミックストレッチも取り入れるようにしましょう。

痛みや麻痺の症状が強く出ている時は、ストレッチよりも安静が大切です。決して無理をしないようにしてくださいね。

 

(関連記事)

坐骨神経痛の原因はストレス?入浴と睡眠でリラックスして改善しよう

全身の血流を良くして足腰の痛みを和らげるストレッチ

坐骨神経痛にオススメ!無理をしないヨガ7つのポーズ

この記事のタイトルとURLをコピーする

自分でできる腰痛改善法


「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」


坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、 やはり根本改善をしていくべきだと思います。

「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」


これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。

そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。

多数の体験談がございます。併せてご覧ください。

坐骨神経痛

\ SNSでシェアしよう! /

坐骨神経痛治療 専門サイト|ザコナビの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

坐骨神経痛治療 専門サイト|ザコナビの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
Sponsord Links

ライター紹介 ライター一覧

ヒカル

ヒカル

ザコナビ編集長のヒカルです。当サイトでは、坐骨神経痛をはじめ、腰痛・ヘルニアなど足腰の症状でお悩みの方必見の最新情報をお届けしております。ぜひ健康的な体を取り戻しましょう。

コメントを残す

*

*

関連記事

  • 体も心もリラックス!ゆるいヨガストレッチで腰の筋肉を伸ばそう

  • 坐骨神経痛 下半身の麻痺(しびれ)を感じた時の改善エクササイズ

  • スポーツトレーナー直伝!背中から腰周辺のコリをほぐすストレッチ

  • 接骨院10年勤務のプロ直伝、自分でできる簡単な坐骨神経痛の対処法

  • 坐骨神経痛、脊柱管狭窄症の方必見!負担の少ない優しいストレッチ

  • 坐骨神経痛の対策 自宅で気軽にできる『体操・ストレッチ』のご紹介