坐骨神経痛にバンテリン、フェイタスなどの塗り薬は効果あるの?
坐骨神経痛に悩んでいる時、市販の薬を頼ることもあるでしょう。
たとえばバンテリン。「坐骨神経痛にバンテリンを塗布すると効果がある」という話もありますが、これっては本当なのでしょうか?
また、ほかにも
「坐骨神経痛にはどんな薬が効果ある?」
「バンテリン以外にもいい薬はあるの?」
「塗り薬じゃなくて、内服薬も効果がある?」
「どんな成分が配合された薬を選べばいい?」
など疑問に思うこともたくさんあると思います。
そこで今回は、坐骨神経痛に効果の期待できる市販薬について迫ります!
この記事の目次
坐骨神経痛にバンテリンを塗ると良くなるの?
坐骨神経痛の治療には、手術や運動療法(運動、身体を動かすことを治療法として用いること)が行われるイメージがあります。ですが、それ以外にも役立つものはたくさんあります。たとえば、市販されている薬です。代表的だとされる薬は「バンテリン」です。このバンテリンは「坐骨神経痛に役立つ」と言われていますが、この話は本当なのでしょうか?
バンテリンは保存療法(手術をしないで治療すること、症状の緩和や改善を目的とした治療)を行う人にはおすすめできるアイテムです。「痛み止めの塗り薬」、そして「抗炎症剤」が配合された塗り薬の両方が坐骨神経痛に効果があるとされていますが、バンテリンは後者に該当します。
他にも「フェイタス」や「ボルタレン」などの薬も、坐骨神経痛を鎮めてくれるとされています。なお、痛み止めの塗り薬で有名なのは「タイガーバーム」。その独特の香りや塗るとスーッとする感じが、坐骨神経痛の症状を軽減させてくれるそうです。
ただし、坐骨神経痛にとって塗り薬は一時的な効果しかないでしょう。塗ったその瞬間は痛みやしびれが落ち着くかもしれませんが、それがずっと続くわけではありません。また、人によっては「坐骨神経痛に悩んで、バンテリンを塗ってみたが、思っていたような効果が得られなかった。」という人もいます。
ですが、「どうしても痛くて一時的に使いたい」「何もしないよりは気持ちも落ち着いていい」という声もありますので一概に全く効果がないとは言えないでしょう。もちろん人によって効果や感じ方は違うといった点もありますね。
バンテリンの腰痛サポーターは効果あり?
バンテリンは塗り薬もありますが、「バンテリン 腰痛サポーター」も販売されています。普通のドラッグストアなどで販売されている腰痛用のベルトは締めつけが弱いものもあり、「つけていても、思ったほど腰の痛みやしびれが軽減しない」という人もいます。
ですが、バンテリン腰痛サポーターのようなアイテムは、ベルトが二重になっているため、がっちりと腰をホールドできます。腰だけでなく、骨盤にかけてもしっかりと守ってくれます。
こういった腰痛サポーターやベルトを選ぶ時には「サポート力」に加え、「フィット感」「厚み」「素材」などを重視しましょう。しかし、あまりに厚みがあるサポーターやベルトは、洋服のシルエットにも影響を及ぼします。また、素材もものによっては「夏なのに蒸れてしまい、湿疹やかゆみが出てきた」ということもありますので、自分に合ったもの、使い続けることのできるものを選びましょう。
また、重度の坐骨神経痛で悩んでいる場合には、まずは病院に行き、診断を受けたうえで、
・どんな薬がいいのか?
・サポーターやベルトをつけたほうがいいのか?
・つけるならばどんなアイテムがいいのか?
などのアドバイスを受けることをおすすめします。
坐骨神経痛の軽減には内服薬も効く?
坐骨神経痛の痛みが激しい場合に役立つとされるのは、外用薬だけではありません。内服薬も役立つそうです。一般的には、「コンドロイチン」という成分が配合されている薬がいいとされています。通院前、酷い腰痛を感じたらコンドロイチンが含まれている薬を飲むと、少し楽になるかもしれません。
また、薬以外にも、「低周波治療器」も坐骨神経痛に効果があるとされています。人によっては効果がありますので、ご自宅にある方は試してみる価値はあるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はバンテリンを中心に坐骨神経痛に効果が期待できると言われる薬、そしてサポーターについてお話させていただきました。
やはりこういった薬の効果は、あくまで一時的なものでしょう。腰痛を改善させたいならば、医師にきちんと診察・治療を受けることをおすすめします。
ただ、
「坐骨神経痛みたいだけど、休日で病院が休み。でも、今すぐ痛みを軽くしたい。」
「突然、今までより強い痛みに襲われた。」
という場合に役立ってくれるかもしれませんので、覚えておいて損はないでしょう。
そして足腰の痛み・痺れから解放され、健康的な毎日を送るためには、日ごろからストレッチや運動をしたり、姿勢に気をつけることも大事です。対症療法の薬に頼らずに過ごせる体作りを心がけましょう。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
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