病院や整体でも治らなかった慢性腰痛!仕事を変えたら改善した体験談
「仕事が重労働で、特に腰を曲げる作業が多くて慢性的な腰痛になってしまった。」
「足を組む、あぐらをかくなど普段の姿勢が悪いため、足腰に痛みを感じている。」
など、普段の仕事や生活習慣から腰痛に発展するケースも多々あるでしょう。
今の日本では、腰痛・肩こりでお悩みの方はとても多いのが現状です。
ぎっくり腰などですぐに治ればいいのですが、慢性的な腰痛やヘルニア、坐骨神経痛などになってしまうと苦痛の毎日になってしまいます。
しかし、病院や接骨院、マッサージなどへ通ってもなかなか治らないケースもあるでしょう。
「一生この腰の痛みとつきあっていかなければならないのか…。」
と諦めていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
ですが、諦めてしまっては治るものも治りません。日々の努力で身長を伸ばしたり、一重を二重に変えたり、胸を大きくしたりすることは難しいかもしれませんが、足腰の症状でしたら、ダイエットと同じように日々の心がけや生活習慣、環境の見直しなどで治るケースも多々あります。
そこで今回は、長年の慢性腰痛のきっかけになった腰を曲げる作業の多いパート作業をしていた主婦の方が、仕事を変えたおかげで症状が緩和されたケースをご紹介させていただきます。
フルタイムで働いている方にはなかなか難しいかもしれませんが、やはり「健康が一番」という言葉もある通り、体を壊してしまっては毎日が辛い日々になってしまいます。
仕事を変えること以外にも、簡単にできる日常生活の見直し方法なども紹介しておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
この記事の目次
腰を曲げる作業の多い仕事を続け慢性腰痛に
はじめまして。私は普段、主婦業とパートをしているミチコと申します。
今から20年くらい前に腰を痛めて以来、慢性的な腰痛持ちです。当時の私は仕事で腰を曲げる作業が多く、それが腰痛の原因となったようです。
半年くらい腰痛を我慢しながら仕事を続けていました。しかし、腰痛がひどくなり、仕事にも影響を及ぼすようになったので、それを機にその仕事を辞めることにしました。
整形外科や整体などに通い、治療を続けていましたが、やはり腰を曲げる作業が続く限りは治らないと思ったからです。
この経験から好きな仕事でも自分の体に合わないものもあることを知りました。また、もっと自分の体のことを知り、きちんとケアしていくことが大切だと思いました。
整形外科へ行き、痛み止めの注射をし、湿布と鎮痛薬をもらうが…
私は腰の痛みがかなりひどくなってきたので、まずは近所の整形外科医院へ行きました。そして、痛み止めの注射を打ってもらいました。さらに冷シップを貼ってもらい、鎮痛薬をもらいました。
しばらくそれで様子を見たのですが、副作用が心配になり、このままずっと鎮痛薬を飲み続けるわけにもいかないと思いました。
また、仕事をすると薬を飲んでも効果が半減してしまいます。整形外科の先生にも「腰を動かさないのが一番」と言われていました。
しかし、仕事をしないわけにもいかないので、痛くない姿勢を工夫しながら仕事を続けていました。
さらに腰痛を和らげるために、腰痛帯(サポーターやコルセット)も着用して仕事をしていました。
ですが、私はもともと胃が丈夫ではないこともあり、薬を飲み続けることに限界を感じていました。ですので、胃薬と一緒に鎮痛薬を飲んでいましたが、徐々に痛み止めの効果が薄れてきていると思いました。
慢性的な腰痛治療解消のために整体へ通った
私は整形外科での治療は一時的な対処療法ではないかと感じました。また、腰痛が長引いてしまったこともあり、別の方法が必要だと思いました。
そこで職場の人が利用したことがあるというオススメの整体を紹介してもらい、そこにに通うことにしました。
幸い、そこは健康保険を適用してくださり、1回の治療費を安く抑えることができました。そして、週に2~3回、そちらの整体に通って治療を続けました。
整体の先生には「お尻の骨が真っ直ぐなのが影響して、腰痛になっている。」と言われました。
整体には半年以上通いました。仕事で腰痛がひどくなると、整体で痛みを緩和してもらう、という繰り返しの日々が続きました。
整体では先生の手によるマッサージと低周波治療器のような器具を使った治療が行われました。最初は「もしかしたら腰痛が治るかもしれない」という期待もあったのですが、それが徐々に難しいと感じるようになりました。
そして仕事で腰を酷使(こくし)している限りは、腰痛の悩みからは解放されないと思うようになりました。
腰痛が原因で仕事を変えた結果
整形外科や整体で腰痛治療を続けてきましたが、それも限界を感じるようになり、このまま腰を酷使していけば、腰が曲がってしまうかもしれないと思いました。
整体に半年くらい通った時点で、これ以上仕事を続けるのは難しいと判断して、一度その仕事を退職することにしました。
私はもともとデスクワークがメインで仕事をしてきたのですが、腰痛が発症した仕事だけは、たまたま繋ぎでやった仕事でした。その為、最初から腰への負担が気にはなっていたのですが、結局それが原因で退職せざるを得なくなってしまいました。
職場の人たちはとてもいい方ばかりで、楽しくできた仕事でしたし、できれば続けたいなという気持ちもありましたが、腰のことを考えると一度休養が必要だと思い、そう判断しました。
結果として、仕事を辞めたことでずっと貼っていた冷シップからも解放されました。また、仕事中はずっと腰痛帯も付けていたのですが、効果があるとは思えなくなり使わなくなりました。
仕事を辞めてからは半年ほど通っていた整体にも通わなくて済むようになりました。
私は自分が思っている以上に、仕事が腰への負担になっているのだということを改めて思い知らされました。
結果的に私の場合は、仕事を変えたことで腰痛を改善することができるようになりました。ですが、多くの方は仕事を変えることは難しいかもしれません。ただ、私のように仕事を変えるだけで良くなるケースもあるということを知っていただければ幸いです。
「健康が1番」とは昔から言われる言葉ですが、身をもって経験すると、本当にそうだなと感じました。
仕事によっては腰痛以外にも肩こりや首こり、ストレスによる精神的な病気になってしまっては辛い毎日を送ることになってしまいます。
体に違和感を感じた場合は、早期発見・早期治療の原則に従い、なるべく早く医師や専門の治療家の方に診ていただいたり、自分なりのケアをすることをオススメします。
腰痛が改善されて、日常生活が快適になった
腰痛が原因で仕事を辞めたのは心苦しいところもあったのですが、仕事を変えたらみるみるうちに腰痛が回復していきました。今では普段の家事や日常生活は前ほど腰に気を使わずに過ごせています。
私はこの辛い腰痛の経験をしてから、以前よりもかなり腰に気を使うようになりました。普段からの腰のケアもそうですし、仕事選びでも腰に負担がかかりにくいものを選ぶようになりました。仕事の選びの重要さを改めて思い知ることとなったのです。
今はデスクワークの仕事をしていますが、さらに家事作業が加わると、どうしても前かがみの作業が多くなってしまいます。その為、それを続けていると腰痛がひどくなってしまいます。
しかし、今ではこまめに腰を伸ばすようにしたり、簡単なストレッチや体操をすることで、症状がひどくなる前に改善できるようになりました。
また、姿勢も腰痛の原因だということがわかり、普段から姿勢には十分に気をつけるようにしています。
そして、普段の食生活もなるべく健康的で、肥満体質にならないよう自然食品を使ったものを使うようにもしています。以前も暴飲暴食はしていませんでしたが、お酒を飲みすぎたり、自分の好きなものばかり食べず、栄養のバランスをとるようにも心がけています。そのほうが家族みんなが健康的になりますからね。
慢性腰痛と上手く付き合っていくために
私は腰痛が発症してから、「これは死ぬまで治らないのでは…。」と思っていました。しかし、工夫次第によっては慢性腰痛の症状を和らげることができることを知りました。
さらにもっと工夫をすれば、もしかしたら腰痛を無くすことができるかもしれないとも思えるようにもなりました。そうなるまでには、さらなる工夫が必要だと感じています。
しかし、腰痛が無くなるということは今よりも健康な体になるということなので、そのための努力はとても大事なことだと思っています。
今現在、腰痛やヘルニア、坐骨神経痛などの足腰の症状でお悩みの方は、一度しっかりと自分自身の体と向き合い、
・普段から姿勢を気を付ける(足を組んだり、あぐらをかいたり、重い荷物は片方の手で持たずバランスよく持つなど)
・長時間同じ姿勢でいる時は、1時間に1回程度休憩時間を取る
・ベッドや布団、ソファ、椅子、机など自分の足腰に合っているか見直してみる
・ストレッチや体操などを簡単にできるセルフケアを毎日続けてみる
・重いものを持つときは少し気を使いながら持ち上げる
など、日常生活の中から改善できるところはしていき、健康的な体を取り戻せるようがんばっていただき、足腰を気にしない日々を取り戻していただければ幸いです。
おわりに
いかがでしたか?
今回のミチコさんのケースでは、腰を曲げる作業の多い仕事からデスクワーク作業へと変更したことで慢性腰痛の症状を和らげることができました。
記事内でもありましたが、多くの方はなかなか仕事を変えられないかもしれません。ですが、なるべく足腰に負担のかからないように気を付けることはできると思います。
また、放っておいて悪化し、最悪歩行困難や寝たきりになってしまうケースもあるので、無理をしないよう、そして痛みや痺れを感じたならなるべく早く医師や専門の治療家の方に診てもらいましょう。
そして、自分自身でも変えられること、例えば「姿勢、椅子、机、仕事の休息、体の使い方、十分な睡眠を取ること。」などはできることから取り組んでいくといいと思います。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
多数の体験談がございます。併せてご覧ください。