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【刺激することで痛みも緩和】椎間板ヘルニアがラクになる7つのツボ

椎間板ヘルニア
この記事は約 7 分で読めます。

「ツボ押しって効果があるの?」

「そもそもツボの場所がわからないしなぁ。」

椎間板ヘルニアでお悩みの方の中には、このように考えている人がいるかもしれません。

確かにツボを押しただけで、辛い痛みやしびれが改善したらこんなに楽なことはないですよね。

ツボ押しには、薬や麻酔のように痛みをすぐに和らげる効果はありませんが、習慣的に続けていくことで血流を促したり、筋肉の緊張をほぐしたりする効果があります。その結果として椎間板ヘルニアの症状を改善に向かわせることができるのです。

ツボによって身体に作用する部分が変わってくるので、こちらでご紹介するツボを参考に、椎間板ヘルニアの代表的な症状である腰の痛みや、足腰のしびれに効果的なツボを探してみてくださいね。

この記事の目次

ツボを見つけるためのコツとは?

実際にツボをご紹介する前に、ツボの見つけ方を確認しておきましょう。それというのも身体の大きさや骨格が人それぞれ違うように、ツボの正確な位置にも個人差があるからです。

ある程度の目安となるポイントはWHO(世界保健機関)によって決められていますが、個々人の正確なツボの位置は、実際に肌を触ったり押してみることでしか見つけることができません。

まずは見つけたいツボの大体の位置が分かったら、その周辺の肌を触ってみましょう。肌の感触がざらつき、色が黒ずんでいるなどの状態であれば、ツボのある部分の血行が悪くなっているということがわかります。

他にも赤らんでいたり、熱を持っている、逆に冷たいなどの状態があれば、そこにツボがあることが多いですね。

ある程度の位置がわかったら、次はツボの位置を指で押してみます。しこりを感じたり、筋張った感じ、さらには痛みが走る、気持ち良く感じるという反応があれば、そこにツボがあると思って良いでしょう。

ツボの基本的な押し方(動画解説)

ツボの押し方は次の鍼灸師の先生の動画をご覧いただくと分かりやすいでしょう。

チェックポイント

・痛みが出ない程度に、心地いい程度の強さからはじめましょう

・息を吐きながら3秒押して、息を吸いながら3秒で離す

・飲酒や食事後は控えましょう

・妊娠中の方は、体調の優れない時は控えましょう

背中から腰の痛みを緩和するツボ-帯脈(たいみゃく)

帯脈(たいみゃく)は、おへそから真横に引いた線と、肋骨(ろっこつ)の一番下にある骨(第十一肋骨)から垂直に引いた線が交わる点にあります。脇腹を指で押さえながら、おへその高さまで少し下げるとわかりやすいと思います。

骨盤に届く手前の柔らかいポイントにあるので、指圧する時には強い力で押し込むのではなく、中指を中心に人差し指と薬指まで使って、呼吸に合わせて優しくもんでみてください。

ツボ押しの効果としては、背中から腰にかけての痛みの軽減を挙げることができます。特に腰痛持ちの方で、腹部にまで痛みを感じる場合には効果的ですね。他にも月経不順や子宮の病気など、広く婦人病に効果を発揮するとされています。

足のしびれや痛みに使いたいツボ-居髎(きょりょう)

居髎(きょりょう)は、先ほどの帯脈(たいみゃく)からさらに下がったポイントにあります。太ももの骨の根元が外側に大きく張り出した点と、骨盤が身体の前面で一番張り出している点を結んだ斜めの線のちょうど中間です。

親指で骨盤の出っ張りに触れながら腰をつかもうとすると、中指や人差し指が自然と太ももの根本の突き出した部分に触れると思います。その中間点を探るようにしてください。

ツボ押しの効果としては、主に足のしびれや痛み、だるさなどの症状に効きます。他にも腰痛に効果があるとされており、椎間板ヘルニアなどの坐骨神経痛の症状に広く効き目を発揮します。

生命の中心の出入り口-命門(めいもん)

下半身の冷えから痛みなどの症状が出ている場合にはこちらのツボがおすすめです。

位置は、おへその真後ろにある背中の点です。背骨の上にあるので見つけにくいかもしれませんが、第二腰椎(ようつい)の出っ張りの下にあるくぼみを探すと見つけやすいと思います。

指で押しにくい場合は、腰や背中に回り込むタイプの指圧棒を活用しましょう。また、うつ伏せに寝てパートナーに指圧してもらってもいいですね、

このツボは命の門と名づけられているだけあって、東洋医学では生命の中心の出入り口であると考えられています。ツボ押しをすることで、体力増進や虚弱体質の改善、病気後の回復を促進させるなど、まさに生命力を高める効果を期待できます。腰痛にも効果を発揮するので、ぜひお試しください。

足腰の痛みやしびれに使いたいツボ-腎愈(じんゆ)

腎愈(じんゆ)は、命門の位置から指二本分外側にあります。中指をおへその高さに合わせながら脇腹を両手でつかもうとすると、ちょうど親指の先が背すじの筋肉に当たると思いますが、その辺りにツボがあります。

そのまま親指で指圧をしても良いですし、腰を左右や前後にゆっくりと動かしながら、呼吸に合わせて押す力を入れたり緩めたりするとより効果的ですね。

腎愈(じんゆ)からさらに指二本分外側には、志室というツボがあり、命門から横に並んだこれら三つのツボは腰痛や足腰のしびれに効果を発揮するツボです。腰のマッサージをする時にも、これらのツボを意識してみてくださいね。

下半身のしびれや麻痺に使うツボ-風市(ふうし)

風市(ふうし)は背すじを伸ばして真っ直ぐに立ち、腕を身体の横に自然に下げた時に、ちょうど手の中指の先が太股の外側に触れる位置にあります。そのままツボ押しを行うと筋肉が緊張しているので、片ひざを抱えるようにして床に座り、親指を使って指圧してあげましょう。

足のツボは基本的に下半身に効果を発揮しますが、風市も例外ではありません。特に下半身のしびれや麻痺(まひ)には効果的で、股関節痛や坐骨神経痛の諸症状に広く効き目があります。

ツボの位置も見つけやすく、一人でも手軽に指圧できるので空いた時間にちょっとツボ押しをしてみてはいかがでしょうか?他にも散歩に出て疲れた時に、ベンチに座って指圧すると良いですよ。

足の疲れや痺れに使いたいツボ-委中(いちゅう)

こちらも下半身の症状に特に効果のあるツボです。

位置はひざのちょうど真裏ですね。ひざを曲げた時にできる真横の線を目印に中間の点を探してみてください。

ツボを押す際は、座ってひざを伸ばした状態で優しく力を入れていきます。関節の位置にあるツボなのでギュッと押し込むのではなく、中指や人差し指を使って、少しだけ力を入れながらなでるぐらいで十分効果を期待できますよ。

ツボを押すことで主に足の痛みを改善し、しびれや疲れを取り除いてくれます。お尻や足腰に痛みやしびれの症状がある場合には試していただきたいですね。

太ももの痛みや痺れに使いたいツボ-委陽(いよう)

委中のすぐ外側には委陽(いよう)というツボがあり、こちらも下半身の症状に効きます。位置はひざを曲げた時の横じわの一番外側のポイントです。

ツボ押しのコツは、委中を押すと時と同じように、力を入れ過ぎないことですね。

太ももの痛みや痺れを中心に広く下半身の症状に効果があり、また腰や背中の痛みにも通じる場合があります。

委中(いちゅう)と委陽(いよう)は、ひざ裏にある椎間板ヘルニアに効くツボとしてセットで覚えておくようにしましょう。

おわりに

いかがでしたか?

今回は椎間板ヘルニアに効くツボとして

① 脇腹

② 腰

③ 足

の周辺にあるツボをご紹介しましたが、ご紹介したツボを全て覚える必要はありません。それでなくても身体の中にはたくさんのツボがありますからね。覚えるには一苦労です。

痛みやしびれの症状がある場所の周辺にあるツボから試してみて、気持ちの良かったものだけを覚えておけば十分ですよ。

エクササイズに比べるとツボ押しは手間もかからず楽だと思います。もちろんエクササイズとツボ押しの両方を行うことをおすすめしますが、セルフケアについて何から始めようかと悩んでいる方はまずはツボ押しを試してみてはいかがでしょうか?

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自分でできる腰痛改善法


「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」


坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、 やはり根本改善をしていくべきだと思います。

「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」


これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。

そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。

多数の体験談がございます。併せてご覧ください。

坐骨神経痛

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ザコナビ編集長のヒカルです。当サイトでは、坐骨神経痛をはじめ、腰痛・ヘルニアなど足腰の症状でお悩みの方必見の最新情報をお届けしております。ぜひ健康的な体を取り戻しましょう。

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