50代主婦の女性!半年苦しんだ坐骨神経痛を1ヵ月で改善させた方法
周りの人にわかってもらえない腰の痛み。お悩みの方も多いのではないでしょうか。
腰痛は理解されないだけでなく、治りづらいので、長期に渡りさまざまな面で苦しんでいる方のお話を聞くことがあります。今回体験談を寄せてくださったケイコさんもそうした腰痛に悩むお一人でした。
ところが驚くことに、わずか一か月で痛みを克服されたそうです。どのような治療をしてこの結果を得られたのでしょう。
ここにご紹介いただく3つの取り組みにぜひご注目ください。悩みを抱えた方々のご参考になればと思います。
この記事の目次
ある日、突然訪れた腰の痛み
はじめまして、ケイコといいます。50代の主婦です。私は10年前に尻もちをついて腰を痛め、毎日の生活に支障をきたすようになっていました。
当時は仕事が忙しく、腰痛程度で病院などへ行けないと思っていたのですが、段々と痛みがひどくなり我慢できないほどになりました。
私は経理の仕事で主にパソコンを使っているのですが、出社してメールチェックするにも10分で腰が痛くなり、座っていられないのです。その痛みはただ痛いというのではなく、足が冷たくしびれるようで、腰から右足にかけて鉛が入ったような重い痛みでした。
ほかにも、しゃがんだ体勢から立ち上がり一歩踏み出した時に、腰にナイフが突き刺さったような鋭い痛みを感じることもありました。ドラッグストアで湿布を購入して、温湿布・冷湿布どちらも試してみましたが、全く効果はありませんでした。
病院でレントゲンを撮ってもらう
痛みが腰だけではなく、足全体に広がったので心配になり、整形外科の診察を受けました。医師は話を聞くとレントゲンを撮ってくれました。診断結果は、頸椎の歪みで坐骨神経が圧迫され、痛みやしびれが現れているというものでした。
手術を受ける程の重症ではない限り、坐骨神経痛の治療は対症療法になるとのことで、湿布と鎮痛剤を処方してもらいました。鎮痛剤は飲み過ぎると身体に良くないと思い、出来る限り我慢するようにしました。
このとき医師は「運動不足だからもっと動いて」とも言いましたが、具体的な運動方法などは教えてくれませんでした。
痛さで動けないのに、もっと運動しなさいと言われても困ってしまいます。大きな病院でしたが医師への不信感が募り、しばらく通院するのを止めました。
その後も症状はまったく改善の兆しはなく、半年間、寝ても覚めても腰痛のことばかり考えていました。
ストレッチをはじめて痛みがなくなった
私は「運動不足」と言われたことに不満でしたが、医者がそういうのだから、とりあえず自分でも調べてみようと思いました。書店に行き坐骨神経痛に関する本を探したのです。
腰痛に関する本はたくさんあり、ほとんどのキャッチコピーが「簡単に治る!」というものでした。私はそこから「一か月の簡単なストレッチで劇的に痛みが改善」といった内容の本を見つけて購入しました。
読んでみて、ストレッチをすることで腰のまわりに筋力がつき、坐骨神経の圧迫を取り除く効果があると知りました。筋が通っていたので、できそうなものから始めてみることにしました。
ストレッチの内容はいたって簡単なもので、手足を伸ばす運動から始める、仰向けに寝てテニスボールを腰におく、開脚をするなどさまざまなバリエーションがありました。
ところが私の足はよほど筋肉が萎えていたのか、普通に長座する時にさえ腰とふくらはぎの裏側に強い痛みを感じたのです。
今にも悲鳴を上げそうになりながら、1週間かけてなんとか長座が出来るまでになりました。そこから前屈運動を始めて1週間後、座っていても右足のしびれがなくなっていることに気づいたのです。
マットレスを変えてみた
座っていられるようになると「就寝時、腰痛で寝返りしづらいのを何とかしたい」との思いが沸き上がってきました。ある本に、腰痛がある人は寝具を選ぶことが大切と書いてあったのが思い出されました。
それまでは全く敷布団に無頓着だったのですが、インターネットで調べると、「マットレスを変えて劇的に痛みが改善した」という口コミがたくさんあるのに驚きました。
早速、腰痛に効果のありそうなマットレスを探しましたが、どれもかなりの高額なのでなかなか購入できませんでした。
マットレス選びで迷ったのが「低反発」か「高反発」かです。人により腰痛の症状が違うので、同じ坐骨神経痛でも低反発のマットレスの方が良いという人もいれば、高反発の方が良いという人もいたのです。
私はふかふかの敷き布団が良いと思っていたので、腰の周辺のみ高反発というマットレスを購入してみました。その方が値段も安かったのです。マットレスを使用してから1週間ほどで、腰の痛みで目覚めることもなくなり、ぐっすり眠れるようになりました。
これらの3つの方法を続けた結果、1ヵ月ほど経つと段々と腰の痛みが気にならなくなりました。
坐骨神経痛が治って良かった4つのこと
坐骨神経痛が改善されて良かったことは次のような点です。
- 仕事に集中できるようになった
それまでは何をしていても足のしびれや痛みを感じ、早く席を立ちたいと思っていたのですが、じっくりと仕事に集中できるようになりミスが少なくなりました。
- 電車で座れるようになった
これも大きな収穫です。坐骨神経痛がひどかった時は、5分間と座っていられなかったので、空いている電車でも立っていることがほとんどでした。
今では電車で安心して腰を下ろしていられるので、移動が楽になりました。車や飛行機も普通に座れるので、旅行も苦にならなくなりました。
- ぐっすり眠れる様になった
寝返りのたびに痛みで目が覚めることがなくなり、ぐっすり眠れて朝はスッキリ目覚められるようになりました。朝からバリバリと仕事ができるので、効率も良くなりました。
- 飲み会が怖くなくなった
飲み会で座敷に通されると、それだけで恐怖でした。5分もすると痛みに耐えられず両手を付いて身体を支えるようになり、途中で泣く泣く帰ることもあったのです。
今では忘年会も新年会も安心して出席できるようになりました。
ほかにも良かったことがたくさんあります。痛みのない生活を取り戻すことができて毎日が快適になりました。腰痛改善にがんばって取り組んで、本当に良かったと思います。
まずは1か月、ストレッチを続けてみよう
坐骨神経痛は外から見てもわからないので、人に理解してもらえないつらい病気です。手術や注射をする以外には病院で何をしてくれる訳でもなく、自分で上手く付き合っていくしかありません。
そうした中、ストレッチは非常に効果がありました。今でも時折腰痛になることがあるのですが、そのたびにストレッチで対処しています。
もし坐骨神経痛で悩んでいる人がいれば、まずはストレッチをおすすめします。今ではネットでも簡単なストレッチの方法が検索できますので、1ヵ月続けてみてはいかがでしょう。
私の体験談がみなさまのお役にたてばと思い、お話させていただきました。参考になる点がありましたらぜひ取り組んでみてください。
おわりに
素晴らしい効果をあげた体験談をありがとうございました。
ケイコさんの実践した方法とは
(1)病院でレントゲンを撮ってもらう
(2)ストレッチをはじめる
(3)マットレスを変えてみる
といったことでした。
この方法にたどり着き、痛みを短期で克服した裏には、たくさんの情報を集めたこと、自分に合った方法を見つけ出したことで強い意志をもって治療に望めたことが大きな要因としてあるようです。
皆さんもぜひ、3つの方法を試してみるのとともに、ケイコさんの姿勢も参考になさってみてはいかがでしょう。
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自分でできる腰痛改善法
「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
多数の体験談がございます。併せてご覧ください。