腰痛用サポーターのCM「メディカル発想のテーピング理論」とは?
「するとしないとじゃ大違いだよ。」というトラック運転手の人のセリフが印象的なバンテリンサポーター。腰用のCMを最近よく見かけます。その中で「メディカル発想のテーピング理論」というフレーズがあります。これってどんな意味なのでしょう。
また、いつもサポーターをしていたほうがいいのかどうかも気になります。既に腰痛と診断されていてサポーターを使っている人もいれば、CMに出てくる人のように職業柄、腰痛になることが考えられ、その予防のためにサポーターを使う方もいるでしょう。
そこで、サポーターの使い方、選び方についても調べてみました。腰痛で悩んでいらっしゃる方のお役に立てれば幸いです!
この記事の目次
和服を着なれている人には腰痛が少ない
姿勢と腰痛の関係を示す、面白い話があります。和服です。普段、和服を着なれている人には腰痛が少ないというのです。きつく締めた帯がコルセットと同じような働きをし、正しい姿勢を保ってくれているというのです。
しかも、帯の重なっている腰の部分は冷えからも守られていることになります。腰部の冷えは腰椎周辺の血行を悪くします。血行が悪くなると痛みやしびれにつながるのだそうです。このことから和服を着なれている人には腰痛が少ないと考えられています。
この帯と同じ役割をサポーターが担うのであれば、サポーターもそれなりに効果のあるものだと考えられます。
健康のための正しい姿勢の必要性
正しい姿勢とはどういうもので、どうしてそれが必要なのでしょう。胸を張って、背筋がピーンとしている姿勢でしょうか。胸を張って、背筋がピーンとしている姿勢はきれいですが、体に無理がかかっているため、健康のための正しい姿勢とはいえません。
直立したときに、軽く顎を引き、背はゆるやかなS字カーブを描き、お腹は軽くひき締まった状態、下半身はやや前傾ぎみながらもまっすぐというのが健康のための正しい姿勢といわれています。
正しい姿勢では左右均等に力がかかっている状態のため、どこかが無理をしているということがないそうです。その結果、疲れにくい体となるわけです。
メディカル発想のテーピング理論とは?
スポーツのテーピングでも有名なキネシオテープ。
このテープを筋肉に貼ることでテープのもつ伸縮性と粘着性から皮膚が持ち上がり、体内に隙間ができリンパ液の流れがよくなります。
血液やリンパの循環がよくなると痛みや凝りが改善され、自然治癒力も高まります。
伸びすぎた筋肉や使いすぎた筋肉を元の働きに戻すという効果もあります。これは、予めよく使うところにテーピングしておくことで、疲労の蓄積の軽減に役立ちます。
バンテリンサポーターはこの効果と人間工学の理論の下腹部の加圧と持ち上げ機能を応用していると考えられます。
何を選んだらいいの?
バンテリンサポーターには、普通としっかり加圧タイプとがあります。どう選べばいいのでしょうか。
この商品に限らず、腰痛の急性期(腰痛になり痛みが強いとき)には、固定力が強く、動作制限のかかるものがいいそうです。しっかり加圧タイプやしっかり加圧のワイドといったものが向いています。慢性期や予防目的であれば普通タイプでいいでしょう。
いつもサポーターをつけた方がいいのかどうかに関しては、サポーターは日常生活動作を助ける役目を担うため、寝るとき以外、つけているのがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
テーピングはテーピング技術を持っている人はいいのですが、素人が簡単に貼れるというものではありません。また、皮膚の弱い方にとってはかぶれも気になるところです。
そのことを考えると、テーピング理論を応用したサポーターというのは便利なものです。冷えから守る働きもあります。
腰痛で悩んでいる方には試してみる価値はありそうです。
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自分でできる腰痛改善法
「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
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