20年間腰痛、椎間板ヘルニアに苦しみ手術をした30代女性の体験談
10代半ばから苦しめてきた私の腰痛は、30代半ばになる頃には人の手を借りないと生活できないような状態にまで悪化してしまい、試行錯誤の通院を繰り返しながらも最終的には手術をすることにまでなりました。
今回は、私のように腰痛に苦しめられていて自分ではもうどうしていいか分からないような人に少しでもお役に立てる情報を参考にしてもらえたらと考え、私の体験談をお話しします。
この記事の目次
椎間板ヘルニアと診断されて
若い頃から毎朝ベットから起き上がる時は腰が重くて痛くまっすぐに起きることができませんでした。
体を横にして腰に負担がかからないようにでないと痛くて起きることができませんでしたが、毎日のことだったので運動不足が原因かな、と感じる程度でそれほど気にせず特に何の対処もしてきませんでした。
そんな腰痛を抱えたまま20年も過ごしていましたが、30代半ばで、仕事に行く途中、突然ぎっくり腰のような痛みを感じ、歩けなくなってしまいました。
直ぐに病院に行ってレントゲン・MRIなどを取ってもらうと、なんと、椎間板ヘルニアという思っていもいない診断が下されました。まさか自分がヘルニアになるなんて想像もしておりませんでした。
椎間板ヘルニアの闘病生活
椎間板ヘルニアと診断された際の担当医からのアドバイスは、
「直ぐに手術を受けるのではなく、硬膜外ブロックという注射を打って痛みを和らげ、しばらく様子をみて自然治癒することができればその方が良い。」
と言われたのでそのように対応しました。
自然治癒にかかる期間は人によって様々で、数週間~数か月かかる場合もあるとのことで、長期戦となる覚悟が必要でした。
闘病中は腰と足首の付け根の痛みが酷く、料理することも掃除することも、トイレに行くことまでもがままならず寝たきりでした。いつになったら痛みがなくなるのか、本当にこのままで治るのか、以前のように仕事に復帰できるのか、という不安が日に日に増していきました。
1ヵ月、2か月経っても一向に回復の目途が見えず先が真っ暗になっていき、3ヶ月目頃には精神的にもかなり追い詰められました。
椎間板ヘルニア手術にかかる費用と入院期間
硬膜外ブロックを3回打っても一向に痛みが引かず、それどころかヘルニアを発症してから2カ月、3ヶ月と経過するにつれ痛みはどんどん増していきました。
本当に仕事復帰をするのか、というプレッシャーを会社からも迫られ、体力的にも精神的にも限界に近づいていたので、担当医からも最終的に手術を勧められてついに手術を受ける決心をしました。
手術にはいくつかの方法がありますが、私は内視鏡ヘルニア手術を選択しました。これは術後の痛みが少ない体に優しい手術で仕事復帰も早くできる為、この手術を選びました。
この内視鏡ヘルニア手術は通常1週間ほどで退院できますが、私の場合は術後の経過が良かったので5日間で退院できました。治療費の自己負担額は約25万円程かかりました。
まとめ
このように椎間板ヘルニアは突然やってきます。
目に見える症状が出ているわけではないので他人からは一見そんなに大したことではないような病気にとらえられがちですが、闘病生活も長期に渡る場合もあり、精神的にも肉体的にも思った以上にかなりつらい病気です。
また、ヘルニア手術は決して安くすむわけではなく入院も必要となり、治療・手術方法によってはかなり高額となるケースもあります。
そして、どんな症状にも言えることですが、早期発見・早期治療が大事なことだと感じます。私の場合は20年と放っておいてしまった結果、このような状況になりました。
もしも今「足腰が痛い、辛い。」とお悩みでしたら、一度整形外科の専門医に診てもらうことをオススメします。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
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