悪い姿勢でテレビを見続け、ぎっくり腰を発症した40代主婦の体験談
「腰が痛くて、朝起き上がるのが辛い。」
「寝ている時も痛くて寝返りを打つことも苦痛に感じる。」
そうお悩みの方もいらっしゃると思います。
朝起きたときに腰が痛く、起き上がるのも辛いと朝から「はぁ。。」とため息が出てしまいますよね。1日のはじまりなのに、痛みからのスタートだと気分もさえないと思います。
症状がひどくなると、夜寝ている時の寝返りも辛かったり、ベッドやマットレス、布団を変えてみても大して変わらなかったりするので、早めに適切な治療を行い、根本的な原因から改善していきましょう。どの病気にも言えることなのですが、早期発見・早期治療は大事なポイントです。
放っておいて悪化する前に、病院で医師に診てもらったり、腕のいい治療家の方から施術をしてもらい、アドバイスを受けるといいでしょう。
今回は、40代女性(主婦)の方のぎっくり腰の体験談をご紹介したいと思います。ぜひ参考にしていただき、健康的な足腰を取り戻していただければと思います。
この記事の目次
40歳ではじめてぎっくり腰を患った
はじめまして。私は現在40歳の主婦、鈴木と申します。
今年のお正月、はじめてぎっくり腰になり、それから慢性腰痛になってしまいました。ぎっくり腰になった原因は、無理な姿勢でテレビを見ていたため、腰に負担がかかってしまっからだと思います。
はじめはぎっくり腰だとは思わず、ただの腰痛なのかと思ってしばらく安静にしていましたが、少し動く度に「ずーん」と神経に響くような痛みを感じ、「これはちょっと普通の腰痛とは違うのでは?」と思い、正月明けに病院を受診することにしました。
腰痛だと思っていたのに、医師からぎっくり腰と診断
私の中でぎっくり腰というのは、重いものを持ったりしたときになるものだと思っていたので、私の場合はぎっくり腰ではないと思っていました。ですが、病院で診断してもらうと、すぐにお医者さんからぎっくり腰だと言われました。
冬場の寒い時期は、運動不足で体の循環が悪くなってしまい、ただでさえぎっくり腰になりやすい状態な上、私の場合、フローリングの上で腰に負担のかかる姿勢でテレビを見ていたことで、ぎっくり腰になってしまったようです。
病院へ行った時点では、急性の症状は落ち着いた状態ではありましたが、腰を温めるための温湿布が処方されました。
自宅に、主人の腰痛対策用のコルセットがあったので、とりあえずそのコルセットを巻き、腰になるべく負担をかけないようできるだけ安静にすることにしました。
私の場合は、ベットから朝起きあがる時が一番つらい状態でしたが、いったん起きあがってしまえば、なんとか日常生活は送れるような症状だったので、ゆっくりでしたが家事も行うことができました。
ベッドから起き上がる時のポイント
ぎっくり腰になった人ならわかると思いますが、ベットで寝ていて、朝起きあがる時に痛みが強く出てしまいます。普段なら何気なくできていた動作ですが、痛くて一度に起きあがることもできませんし、寝返りを打つのも痛くて夜に毎回も目が覚めるほどでした。
何とか痛みを少なくして起きあがろうと試してみた結果、「仰向けの状態から膝を立てて、膝を横に倒し、全身もゆっくりと横を向き、そのまま足をベットからおろして、上半身もゆっくりと起きあがる」というのが、痛みをなるべく少なくし、起きあがることができる方法だと気がつきました。
ただ、どの動作もゆっくりと行わないと、鈍い痛みを感じるので、できるだけゆっくりと時間をかけることが大切だと思います。
ぎっくり腰になった初日に比べると、徐々に痛みは軽減していきましたが、最初の1ヶ月程度は腰に負担をかけないように気をつけました。自分ではペンギンのような歩き方しかできなかったと感じています。。
2ヶ月後になると、コルセットや温湿布をしなくても、ほとんど痛みはなくなりましたが、「またあの痛みに襲われたら…。」と思うと怖くて重い物を持つことも億劫になってしまいます。
再発防止のため、毎日のストレッチと食生活の見直しも行った
腰の痛みは温めることでだいぶ改善できましたが、くしゃみをするだけでもぎっくり腰になることがあるということを聞いたので、くしゃみをするのも怖くなってしまいました。ですので、それからはぎっくり腰を予防するため、体が冷えないように靴下を重ね履きしたり、血流をよくするために毎日ストレッチすることを習慣にしています。
特に、もともと私は反り腰で、腰に負担をかやすい体型だったため「ストレッチを行って、骨盤周辺の筋肉をほぐしてあげることが必要だ」と思い、ストレッチは必ず毎日行うようにしています。
また、30代後半頃から、急激に体重が増えてしまったことも腰痛には関係していると思ったので、食生活を見直し、体重を落とすように努力しています。
今でも仰向けで長時間寝てしまうと、翌朝腰が痛くなってしまいますが、今のところぎっくり腰の症状は現れていませんので何とか改善できているのではないかと思っています。
季節ごとに足腰の症状 予防対策を行うことも大事
40年生きてきて、初めてなったぎっくり腰の痛さには驚きました。
腰が痛いと日常生活にも支障が出ますし、恐怖で動きがゆっくりになってしまいますので、家族から笑われてしまったり、全く良いことはありませんでした。ですが、痛みが薄れていくと自由に動ける喜びを実感することができ、二度とぎっくり腰にならないようにと、自分の生活を見直すことができました。
冬になると体が冷えて筋肉も硬くなるため、ぎっくり腰の発生率が高くなるようなので、今年の冬は今以上に気をつけようと思っています。
毎年夏は裸足で過ごしていましたが、足を冷やさないようにこれから夏はどんなに暑い日でも、靴下を履いて冷え対策を行うようにしようと思いました。やはり夏でも、エアコンをつけたり、冷たい食べ物、飲み物をとってしまうと体は冷えますから、靴下やレッグウォーマーなどで足下を温めるのはオススメです。
そして、ストレッチ体操はなるべく毎日行うようにし、体や筋肉を固くしないよう心がけましょう。
日ごろから予防をしておくことが何より大事
「自分は重たい物をもたないから、ぎっくり腰は関係ない」と思っている方もいるかもしれませんが、重たい物を持たなくても、不意な動きである日突然あの痛みは襲ってきます。
ぎっくり腰の痛みは、なった人にしか分からないと思いますが、とにかく一瞬動くことができなほど、ビキっと神経に響くような痛みがあるのです。
幸いにも私は専業主婦でしたので、自宅で安静することができましたが、仕事をしている方はなかなか休むこともできないでしょう。
そういった方は特にぎっくり腰にならないように、日頃から予防しておくことが大事だと思います。
おわりに
いかがでしたか?
今回は、ぎっくり腰で辛い思いをし、起き上がるのも辛かった状態から何とか回復した40代主婦の鈴木さんの体験談をご紹介させていただきました。
健康なうちから予防・対策をしておく方は意外と少ないものです。ですが、日ごろから適度な運動をしたり、ストレッチをしたり、食生活を見直したりすることで未然に防げる病気もたくさんあります。
ですので、腰痛やぎっくり腰をはじめとした足腰の症状が良くなったからといって、前の生活に元通りにならず、定期的にセルフケアを行って、自分自身の健康管理を続けることをオススメします。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
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