【38歳男性の腰痛体験談】ある4つの方法で、辛い症状を克服!
「毎日デスクワーク作業で腰が痛いなぁ。どうにかならないかなぁ。」
「腰痛がつきものと言われる仕事なのだけれど、大丈夫だろうか。」
とお悩みの方もいらっしゃると思います。腰に負担のかかる仕事ですと、なかなか良くならず痛みもなかなかなくなりませんよね。
今回体験談をお寄せいただいた佐野さんは38歳で転職を経験し、新しい仕事で腰を痛めてしまいました。夫の体を心配する奥様にさらなる転職を勧められるなか、改善法を探し、ある3つの方法に取り組んで痛みを克服しました
仕事を続けながら腰痛を改善させたい方にとって、佐野さんの体験談は大きなヒントになると思います。ぜひご覧ください。
この記事の目次
腰に負担のかかる仕事で腰痛が悪化
こんにちは。40代の会社員 佐野(仮名)と申します。食品会社に勤務し、主に食品の配送業務を担当しています。以前は照明の取り付けの仕事をしていましたが、会社の経営が悪化して38歳で転職することになりました。
もともと昔の交通事故で腰を痛めていた私ですが、転職先では重い荷物をいくつも運ぶので、3か月でひどい腰痛になってしまいました。
妻に職を変えるようにと言われましたが、今は就職難ですし、そんなにすぐに仕事も変えられません。また、家のローンが残っていました。
日雇いの重労働をするよりは、腰のことを考えると、「まだこっちの仕事のほうがマシだろう」と思いながら、結局この仕事を続けて5年目になります。小さな会社なので今では課長に就任し、きつい仕事は社長と話し合って分担しながら、なんとか勤務しています。
本来なら自分の身体の状況に合わせて、できるだけ腰に負担の少ない仕事を選ぶのが一番でしょう。ですが、それが簡単にできない状況でしたのでかなり苦労しました。
そんな中、やっとのことで「うまく腰痛と付き合っていく方法」を知ることができました。それではこれから、私の経験の中からいくつか役だったことをご紹介させていただきます。
専門病院で注射を行う
勤務をはじめて1年目、仕事を続けられないほど腰が痛くなり、脊椎や腰の専門病院へ行きました。
レントゲンを撮ると大きな損傷はなかったので、脊椎に注射をして(かなり痛いです)病院のベッドで休んでから、夕方にバスで家に帰りました。その日は下半身の感覚がほとんどなかったのを覚えています。
案の定医者には、「腰に負担のかかる仕事をせず、家で当分安静にするように」と言われました。医師の言葉に従うには仕事を変えるしかありません。
自宅でカッピングを行う
転職するには難しい経済状況だったので、それまで腰の筋肉を緩和する飲み薬や塗る湿布薬、温湿布などを使用していました。それに加えて、少し高価でしたが、ガラス製の本格的なカッピングの道具を購入して週2~3回ほど使ってみました。
つらい部分にカッピングを当て、悪い血を吸いあげて一定時間を置いてから取り外すと、血流が良くなり疲労回復に効果がありました。
背中から腰にかけてたくさんカッピングを施すと、うっ血していたところが黒くなり、あとが残ります。背中を人に見せる機会は少ないので仕方のないことだと割り切りました。
マッサージに毎日通うのは時間的にも金銭的にも難しいと感じている方で、同居人がいる場合はカッピングをお勧めします。
いくつかの鍼灸院へ通ってみる
私は鍼灸治療の効果を信じているので、評判のよい鍼灸院にかたっぱしから通ってみました。鍼灸の効果は急に現れるものではないので、何回か通いながら自分と相性のいい鍼灸院を探してみようと思ったからです。
同じようにつらい症状を訴えても、ある鍼灸院では背中だけに鍼をするし、別の鍼灸院では足や足の裏(これは痛いです)にまで鍼をします。薬鍼という、ビリッと刺激の来る電気鍼をするところもありました。他にも、自分の生活サイクルと鍼灸院の営業時間があっているかも選ぶときに確認しました。
希望すれば漢方薬を提案してもらえますが、価格も鍼灸院によってまちまちです。漢方薬は保険がきかないので少々高価になります。いろいろな鍼灸院で価格や効果を比較するといいでしょう。
私は昔、小児麻痺を患っていたときに受けた鍼灸が体質に合っていて、今は後遺症もなく過ごしています。やはり鍼灸院は「自分に合う」ところを探すことが大切だと思います。
体を温める
体を温めると良い、という話も聞いたので試してみました。自分で動いて身体を温めるのも大事ですが、それ以外にも冬など筋肉がこわばりやすい時は、電気マットや温水マットを利用しています。
仕事で疲れてシャワーだけで済ませたいときもあります。そんなときはリビングに温水マットを敷いて寝転がり、テレビを見ながら腰周辺を温めます。
電気で腰だけを温めていた時期もありますが、全身を温めることに切り替え、さらに運動を続けるようにしました。
鍼灸院で温水マットを体験してからは、温水マットのほうが柔らかいので、以前使っていた電気マットから買い換えたりもしました。
簡単なエクササイズを行う
運転ばかりしていると足の筋肉が弱くなり、それがまた腰痛の原因にもなります。ですので、筋肉強化のために、次のことも行いました。
・昼間は仕事の途中に立った姿勢で腰を回して運動する
・夜は寝ころんで膝を立て左右に倒す
・足を上げて自転車をこぐまねをする
などです。これらで腰の筋肉をほぐすようにしました。
症状が治って良かったこと
妻からは、「この仕事をこんなに長く続けられるとは思っていなかった」と言われました。3か月経った頃、倒れ込んでいる私の姿を見て「1年で身体を壊すに違いない」と思っていたそうです。年々歳を取っていくにもかかわらず、ここまで続けられたことに驚いているのでしょう。
会社の待遇が良いわけではなく、中には体を壊して辞める人もかなりいます。私も機会があれば、以前からやりたいと考えていた仕事に挑戦したいと思っています。
いずれにせよ、腰が治らないことには不安は消えません。様々な方法を試しながらも、ここまで回復したことは自信につながります。
今は腰の手術をする人も多いのですが、それだけは避けたかったので、治すための習慣を身につけられて良かったと思います。
再発予防のコツ
再発防止のためには「自分の限界を知って無理をしない」のが一番です。
職場で話し合って腰を痛めないように仕事を調整したり、合間には体操や温めることを自分で考えながら動くことが大切だと思います。
私は運転するのが仕事です。仕事の合間には必ず意識してストレッチを組み込みますし、休みの日は足腰を鍛えるために、家の近くの川辺や小高い山など小1時間ほどかけてトレッキングするようにしました。
夏の夜なども気が向けば近くに散歩に出かけます。私は自然の中で過ごすのが好きなので、ちょうどよいストレス解消になるのですが、そうではない方はジムに通ったほうがストレス解消になるかもしれません。
腰痛改善は諦めずに続けよう
腰から背中にかけてつらい方、腰の痛みでストレスや不安を抱えている方は多いと思います。
腰痛が深刻化しそうな年齢に差し掛かった方に伝えたいのですが、「環境や習慣を変えること」や「良い医師や医療施設に出会うこと」で、これからの人生を大きく変えていくことができます。
何をしてもダメだったという方も、諦めずに自分自身に合った方法を探しましょう。西洋医学はダメだったけれど東洋医学の体質改善や免疫力を上げることで痛みが和らぐケースもあります。
自分でできることをコツコツと続け、腰だけではなく全身が健康になっていけるよう、良い生活習慣作りを心がけていきましょう。
まとめ
佐野さん、体験談をお寄せいただきありがあとうございました。
腰に良くないと思われる今の仕事を継続しながら、つらい痛みを克服したお話はいかがでしたか?
様々な事情の中で生活している現代人にとって、腰が痛いと言うことは克服すべき事柄ではあっても、その治療のために仕事までも変えていくことは難しいかもしれません。
今回佐野さんが取り組んだ改善法は、
- カッピングを取り入れる
- 鍼灸治療をする
- 簡単なエクササイズを行う
- 体を温める
これらの佐野さんの痛み克服法とともに、粘り強く自分に合った方法を探し続けた姿勢は、腰痛に悩む人々にとって良い指針となると思います。
今現在、腰の症状でお悩みの方もぜひ自分のできることから取り組んでみてください。
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自分でできる腰痛改善法
「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
多数の体験談がございます。併せてご覧ください。