【40代女性の体験談】ぎっくり腰の激痛から、地獄の坐骨神経痛へ
痛くてつらい坐骨神経痛ですが、なかなか周りの人には理解されないようです。
「こんなに痛いのに誰にもわかってもらえない」と暗い気持ちで毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
出張先で突然のギックリ腰に襲われた梨子さんも、そうした日々を経験した一人でした。
普段あたりまえのようにこなしていた生活のすべてが、痛みのためにできなくなる。やらなくてはいけない仕事があるのに、歩くのさえ大変な状態。
こんな苦しい日々から解放されるために梨子さんは3つの方法を試してみました。その中には、「これなら私にもできそう…」と思われるものもありそうです。
同じ症状でお悩みの方は是非ご参考になさってみてください。
この記事の目次
突然襲った地獄のような痛み-ぎっくり腰から坐骨神経痛へ
こんにちは。私は今40代(仮名)で、梨子と申します。これから私の坐骨神経痛体験談についてお話させていただきます。
私の坐骨神経痛は、重い荷物を持ってギックリ腰になったことが引き金でした。その頃はまだ30代でギックリ腰と言うのも恥ずかしく、のちに坐骨神経痛になるなど考えもしませんでした。それまで私には腰の不調や痛みなどは全くなかったからです。
足腰の痛みとかにまったく縁が無かった私を急に襲った痛みは、地獄のようなものでした。
ギックリ腰は強い痛みを伴い、寝ても歩いても痛いので一日中苦しみながら1週間を過ごしました。そのときは出張に行った出先での出来事だったので、自分の運の悪さには涙が出そうでした。
ギックリ腰でも仕事をしなくてはいけないつらさ。見た目ではその痛さが想像できませんが、本人はどうしようもないほどの痛みを感じているのです。
なんとか仕事を終えて出張から戻り、安静にするうちやっと痛みが治まりました。その時の喜びはひとしおで、「やったー!」と心の中で叫んだほどです。これでもう痛い思いをしなくて済むと思いました。
しかし、それから1ヶ月後、あの痛みが再発してしまいました。
病院の診察で病状を知る
すぐに病院へ行くと、医師から「坐骨神経痛」と告げられました。坐骨神経痛とは病名ではなく、お尻の辺りの神経痛の総称だそうです。
説明を聞いてもよく解りませんでしたが、とにかく痛さは続いていました。私はその時まで、病院で薬さえもらえば治るものだと思っていたのですが、いわゆる治療薬はないようで湿布と痛み止めだけ処方してもらいました。
しかし、その薬さえ効かないなんて、誰が想像できるでしょうか。病院で診察を受け、処方してもらった薬です。
「これで痛い想いはしないはず」と思っていた痛み止めが全く効かないのです。
神経痛には痛み止めが効かないと気付いた時は、とても落胆しました。この痛みから逃れることは出来ないとさえ思いました。
坐骨神経痛を発症して1週間ほどで日も浅かったので、四六時中痛みを感じていたわけではありませんが、歩くのもつらくて生活に支障をきたしていました。
重い腰を上げ、接骨院で施術を受ける
痛みを和らげる薬がないと知り、私はどうすべきか考えました。私の周囲にいる、腰が痛いという人達に聞いてみると、みな整骨院に通っていました。
私も整骨院に行ってみたいと思いましたが、その時はもう痛みを感じて無かったので、次に痛くなった時に行こうと決めました。
2か月ほど経ったころ坐骨神経痛が再発しました。そこでようやく重い腰を上げ、整骨院へ行くことにしたのですが、歩くのもつらいのですから、整骨院へ行くのも大変です。
やっとの思いで整骨院にたどり着き、まずカウンセリングを受け、施術をしてもらいました。これが、涙が出るほど痛いのです。もともと痛いところへ施術をするのですから、痛みは当然ですが、私はあまりの痛さに泣いてしまいました。
施術をしてから4日ほどで痛みはなくなりました。しかし、しばらくすると、また坐骨神経痛の痛みを感じるのです。
お風呂上りに10分間のストレッチ体操を行う
整骨院に行ってもすぐに痛みが出るのなら、自分で何とかするしかない。そう考えて生活習慣を見直そうと思いつきました。
40歳を越えた今、私はあまり運動をしていません。
「坐骨神経痛の原因は筋肉量の衰え」とネットの記事で読み、納得しました。あまり運動をしていない私は、当然、筋肉は衰えていると思ったのです。
それからは、坐骨神経痛の予防になるというストレッチを毎日必ずおこなうことにしました。インターネット検索をすると、そのようなストレッチがたくさんあります。私は動画を見ながらおこないました。
腰やお尻周りの筋肉を使うストレッチなのですが、これはなかなか効果がある気がします。股関節を柔らかくするイメージで、ゆっくりと足を内回り、外回り、大きく回す…とにかくお尻周りの筋肉を使うのです。
私がストレッチをするのはいつもお風呂上がりで、10分程度でできる運動です。動画を見ながらおこなうので、続けられた側面もありそうです。
・参考記事「坐骨神経痛、梨状筋症候群を改善!お尻のコリをほぐす簡単な方法」
痛みがない、それだけで幸せ
自己トレーニングをはじめてから坐骨神経痛はよくなっています。時々痛みが出ても、以前にくらべると痛みは弱く、時間も短くなりました。
一度痛くなると1週間は苦しんでいたのですが、ストレッチを始めてからは2日ほどで済むようになりました。これは私にとって劇的な変化で、歩くのがつらいほどの痛みはなくなったのです。
ストレッチをしていない頃は朝起きたとたん痛さに気付き、やっとの思いで仕事に行くような時もあって、普通に生活することが大変でした。
いつも通りの日々が送れないことには本当にストレスを感じます。くしゃみやお風呂、トイレなど、何気ない動きのたびに襲う痛みで顔が曇る毎日でした。
「痛くない。」ただそれだけで本当に快適な生活だと気づきました。毎日「痛い、痛い…」と思っていると、性格さえ変わってしまいます。
痛みがないのはそれだけで幸せなことなのです。
坐骨神経痛でお悩みの方へ
坐骨神経痛はなってみないと、そのつらさや痛さはわからないと思います。痛みというのは他人にはわからないものなのです。
今の私は坐骨神経痛の怖さや、毎日痛みと戦っている人の気持ちがわかるようになりました。激痛のときは外出する気にもなりません。生活に欠かせない事柄をこなすので精一杯なのです。
そうしたつらい毎日から普通の生活を取り戻しましょう。簡単な生活習慣の改善で、坐骨神経痛の痛さは防ぐことが出来るのです。
痛みのない楽しい生活のために、毎日少しのストレッチをお勧めします。
以上が私の坐骨神経痛体験談になります。足腰の痛みや痺れでお悩みの方のお役に立てれば、嬉しい限りです。
おわりに
梨子さん、つらい痛みに打ち勝った体験談をありがとうございました。
坐骨神経痛の痛みには鎮痛剤も効かないとよく言われます。手の打ちようがないと諦めている方も相当の数にのぼるのではないでしょうか。
お話しくださった梨子さんも、一時は痛みから逃れられないと悲観的な考えに支配されました。
それでも、余りにも大変な毎日から何とか抜け出したいとの思いが強かったのでしょう。自ら症状改善のための運動法を調べ実践して、痛みのない生活を取り戻したのです。
坐骨神経痛でお悩みの方は、梨子さんお勧めの「毎日少しのストレッチ」を試してみてはいかがでしょう。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
多数の体験談がございます。併せてご覧ください。