坐骨神経痛の原因はストレス?入浴と睡眠でリラックスして改善しよう
辛い坐骨神経痛に悩まされ接骨院や病院に通っているけど、原因がはっきりせずなかなか症状が改善しないという方はいませんか?
原因が分かればそれを取り除けばいいのですが、原因が分からず辛い症状だけが続くという腰痛が増えています。こうした原因不明の腰痛の多くは、ストレスによるもので「心因性腰痛症」といいます。
最近、強いストレスを感じたり悩んでいたりしませんか?
もしかしたら腰痛の原因はストレスかもしれません。
今回は、このストレスと足腰の痛み、症状についてお話させていただきます。
この記事の目次
心因性腰痛症とは?
強いストレスを感じると、自律神経の働きで筋肉が緊張状態になります。
リラックスしている時には、筋肉も弛緩します。自律神経は筋肉だけでなく、呼吸、心拍などカラダの働きを無意識にコントロールしています。
ストレスで緊張状態が続くと自律神経の働きが乱れ、リラックスできなくなることがあります。強く緊張した状態が長く続くことや十分な睡眠が取れないことなどが原因で、腰痛や坐骨神経痛が発症するとされています。
また、ホルモンの働きも悪くなり、痛みをいつも以上に強く感じることもあります。
腰痛の中でも、はっきりとした要因が分からないものは8割ほどだといわれています。
その中でも心因性の腰痛はかなり高い割合だと考えられます。
お風呂に入ってリラックスする
自律神経の働きが乱れて自然にリラックスできない時には、意識的にリラックスすることが必要です。
そのために有効なのが入浴です。
忙しいとシャワーで済ませてしまいがちですが、しっかりと湯船に浸かってカラダを休めることが大切です。
湯船につかることで全身の血行が良くなり、筋肉の緊張がとれます。
シャワーの場合、カラダが温まっている感じがしますが、深部の筋肉までしっかり温まることはありません。特に疲れたと感じたときは、寝る前に、熱すぎない温度(38度から39度程度)の湯船に肩まで浸かりましょう。
この時、早く暖まろうと湯船の温度を熱めに設定すると、交感神経が優位になり興奮状態になってカラダが休まらないことがあります。気をつけましょう。
カラダがしっかり温まると、リラックスした時に働く副交感神経が優位になり、呼吸や心拍も休息の状態になります。
十分な睡眠で疲れをとる
日中に溜まった疲労や筋肉の微細な損傷の修復は、夜寝ている時に行われています。
特に、午後10時から午前2時頃は、成長ホルモンがもっとも分泌される時間帯といわれ、この時間にもっともカラダが回復します。
睡眠時間が十分ではない、生活リズムが不規則、睡眠が浅い場合には、カラダが回復していないことが考えられます。
睡眠の質を高めるためにも、しっかり入浴したり、適度な運動をしたり、寝る前に携帯やパソコンの使用を控えるなど、生活リズムをしっかり整えるようにしましょう。
また、寝る時の姿勢も腰痛に影響する場合があります。
一番腰に負担がないのが横向きの姿勢です。痛みが強いときは横向きになり、股関節と膝を曲げて背中を丸めて寝るとよいでしょう。
逆にお勧めできないのがうつ伏せです。うつ伏せは腰が反りやすい姿勢になりますので、できるだけ避けるようにしましょう。
仰向けで寝る場合は、膝の下に枕やクッションを敷き、膝を軽く曲げた姿勢にすると腰の負担が少なくなります。
朝起きるとすでに腰が痛い…という人は、寝る姿勢にも気をつけてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
痛みの原因は骨や筋肉、関節や神経などの調子が悪くなることで起こりますが、そのきっかけがストレスによる自律神経の乱れの場合も少なくありません。
入浴と睡眠に気をつけるだけでも、ストレスを減らすことができ、結果的に痛みを軽減させることに繋がります。
カラダだけでなくココロもしっかり休ませるようにしましょう。
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「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
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