手術せずに坐骨神経痛・ヘルニアを完治させる為の温存療法とは?
坐骨神経痛で悩まされている人は、よく「温存療法」という治療法を勧められることが多いはずです。
というのも、ヘルニアは9割の患者が手術をしないで自然治癒によって完治できると言われており、重症でなければこの温存療法が取られます。
私は、30代半ばでヘルニアを突然発症し、何も知識がないまま身勝手な行動を取ったばかりに、最終的には手術をすることになってしまいました。
しっかり知識を身に着けていれば私のように手術をしなくとも温存療法で完治できる、ということを体験談をもとにご紹介します。
この記事の目次
ヘルニア発症時にどれだけ安静にしたかがポイント
ヘルニアを発症した際にまず最初に取られる代表的な治療法が温存療法です。
ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどによる激しい痛みで歩くこともできないような状態の場合は、とにかく安静にすることが絶対です。
私がぎっくり腰になった時は通勤途中で会社まであと5分のところだったので、そのまま無理をして会社まで歩いて行ってしまいました。しかしこの行動こそが大きな間違いで、後に取り返しのつかないこととなり最終的に手術をしなくてはいけなくなってしまいました。
腰が痛くても少しくらいなら歩いても大丈夫だろうと思ってもそれは大きな間違いであり、ヘルニア発症時にどれだけ安静にして過ごしたかということが、後の回復に非常に大きな影響をもたらします。
そもそも温存療法とはどういう治療法?
ヘルニアの治療法には温存療法と手術療法の2種類があります。ヘルニアは9割の患者が自然治癒することもあり、まずは体に負担のかからない温存療法が取られます。
温存療法には、激痛を抑えるための神経ブロック注射を打ったり、鎮痛剤や筋弛緩薬などで痛みを抑える方法があります。
私も神経ブロック注射を発症直後に1度打ち、その後は鎮痛剤で温存療法を続けていたのですが、数週間経っても痛みが全く治まらなかった為に1ヵ月後に2回目を打ちました。
恐らく最初に無理をして会社まで歩いてしまったことによりヘルニアがかなり重症化してしまい、神経ブロック注射を2回打ってもあまり効果が得られなかったのではないかと思います。
重症でない椎間板ヘルニアは、発症から通常数週間~3ヶ月程でこの温存療法で自然治癒すると言われています。
自宅でも簡単にできる温存療法
まず、ぎっくり腰などで患部に激痛がある初期段階は、筋肉が炎症を起こしています。炎症は冷やすのが効果があるとされていますので、シップなどで冷やして炎症が治まるまで安静にします。
これに対し、慢性的な腰痛に効果的な方法が温存療法で、体を温めることで新陳代謝を良くして自然治癒力を促進させます。
以前から慢性的な腰痛を20年間抱えていた私は、ヘルニア手術後も再発を防ぐために温泉やスーパー銭湯などに行き体を温める温存療法を今でも続けています。
仕事等で忙しく温泉などに行く時間が無い時は、ペットボトルにお湯を入れて腰を温め、寒くてガチガチに硬くなった体を温めています。ホッカイロを利用するのも良いですが、できれば毎日体を温めた方が良いのでペットボトルは経済的で良いかとも思います。
まとめ
いかがでしたか?
椎間板ヘルニアが原因となっている坐骨神経痛は、患者の9割が温存方法で自然治癒できると言われております。
歩いたり立ったり座ったりする行動は腰に一番負担をかける動きとなります。腰への負担を最小限に抑える体制は体を横にしてじっと寝ていることです。
手術せずに温存療法で自然治癒完治するためには、治療期間中に無理をしない行動をすることが後の早期回復にもつながるポイントです。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
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