坐骨神経痛から生じる股関節痛の痛み!症状・原因・対処法を解説
坐骨神経痛の患者さんのなかには、膝や腰痛以外にも「股関節」に痛みや痺れが現れる人がいます。しかもその数は、決して少ないものではありません。しかも、股関節痛を放置すると、歩く・座る・立つといった普通の動作すらやりにくくなってしまうとされています。
しかし、坐骨神経痛と股関節の痛みはどうして関連しているのでしょうか?そして、股関節を改善するためには何ができるのでしょうか?その原因と対策法をご紹介します。
この記事の目次
坐骨神経痛からくる股関節トラブルの症状とは?
坐骨神経痛と聞くと、「腰や膝が痛む」というイメージが強いかもしれません。しかし、痛みが生じるのはそれらの部位だけではないのです。たとえば、足の付け根部分です。つまり、股関節にも痛みが生じることがあるのです。
しかしながら、足の付け根に痛みが生じた場合、どのような弊害が生まれるのでしょうか?
その症状についてざっとご紹介しましょう。
・「歩く」「立つ」「座る」といった動作がしにくくなり、痛みが生じることがある
・階段の上り下りがつらくなる
・足をひきずりやすくなるので、転びやすくなる
・足ががくがくして、うまく動けない
・踏ん張ることが難しくなる
・あぐらをかけなくなる
・足を開けない、伸ばせない
・ズボンや下着を穿くのが難しくなる
こういった症状が出てしまうそうです。
股関節痛にもさまざまな種類・痛みがある
一口に「股関節」と言っても、痛みが生じる部位はそれぞれ違います。「股関節の前側」「股関節の後ろ側」「股関節の中央」「股関節の内側」「太ももの裏側」など、いろいろあります。ちなみに、坐骨神経痛からくる股関節の痛みに悩まされている人の多くは、足の付け根部分の後ろ側に痛みを感じることが多いそうです。
当初は「歩きにくい、座りにくい」「うまく歩けない」「痛みがある」程度ですが、坐骨神経痛が進行するにつれ、「針で刺すような痛み」を感じるようになるかもしれません。
股関節痛は、姿勢が悪くなればなるほど進行する
実は坐骨神経と股関節は、深く関わっています。坐骨神経痛に悩まされるようになると、自然と体が前かがみになります。このような猫背を続けていると、股関節に負担がかかり、自然と痛みや痺れが広がるようになります。
これを放置していると、股関節だけでなく、太ももやお尻、腰にも痛みが広がることがあるそうです。体が歪めば歪むほど、股関節痛は強くなるでしょう。
坐骨神経痛からくる股関節の痛みを改善するには?
坐骨神経痛のせいで、股関節がキリキリ痛む。立つことができないし、歩けない。眠ることすらままならない。このような状態では、筋トレは逆効果です。筋肉を鍛えて血行を良くしても、股関節の痛みは良くならないことが多いからです。
対処法としておすすめなのはストレッチやマッサージです。股関節のコリをほぐすために、ストレッチで筋肉を柔らかくします。また、マッサージなどで筋肉のこわばりをほぐすようにしてもいいかもしれません。
整体やカイロプラクティックで治療を受けてもいいでしょう。
ただし、坐骨神経痛からくる股関節の痛みを改善するには、まずは病院に行って原因を調べることが肝心です。そのうえで、どのような治療を受けるべきかを医師と相談して決めましょう。
まとめ
いかがでしたか?
坐骨神経痛から生じる股関節痛を改善するには、筋トレではなくストレッチがおすすめです。また、普段からできるだけ姿勢よくするようにし、骨盤を歪ませるような姿勢は改善するようにしましょう。ただし、自己流ではなかなか良くなりませんので、最初は整体院などで治療を受けることをおすすめします。
股関節痛も、腰痛や膝の痛みと同じく、日常生活を送るうえで大変厄介なものです。放置せずに、進んで治療を受けましょう。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
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これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
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